第218話:番外編 ページ18
……なに、これ、知らないんだけど俺
慌てて写真に目を凝らす
雫は？え、何コス？
沢山いる従業員の中、必死に写真をみつめる
｢ねぇ、お前の先輩どうしちゃったの？あれ｣
｢あー、過保護センサー発動中なだけなんで、放っておくのが1番かと｣
従業員がメイド服や猫耳、ナース服……
色々コスプレをしていた
｢す、スカート短くない！？｣
｢ねぇ、何あれ｣
｢放っておきましょう｣
……で、雫はどこよ！？載ってなくない？
何コス？マジで。場合によっては……
｢待って、マジで。俺の知らないとこでゾンビナースだの、ゾンビメイド服だの着てたらどうしよう、マジで｣
｢ねぇ〜、俺腹減ったんだけどぉ｣
｢奇遇ですね、僕もですぅ｣
｢……載ってない、なんで？｣
どれだけ探しても載ってない
……見たかった
違う、違う、そうじゃなくて！！
……雫の絶対領域が危ない！
｢……良平さん、宏太朗｣
｢え、何終わった？飯行ける？｣
｢あ、意外に早かった、今日は｣
｢店決まりました｣
｢は？｣
｢え、まさか……｣
｢行きますよ、ほら｣
｢えー、俺今日肉の気分だったのに｣
｢パイセン？おーい、パイセン？｣
｢一大事だから！マジで！！！｣
｢お前行ったところでなんも出来ないじゃんー｣
｢そうですよ、パイセン｣
｢いや、考えてみて？｣
｢なにを｣
｢何をです？｣
｢俺見てないのに、俺以外の男性が見てるのおかしくない？？｣
｢あの〜家でやってもらっていいっすか？
そういうの｣
｢同感です｣
｢しかもさ、ニーハイじゃなくて！！タイツ！
メイドさん、タイツなんだけど！？｣
｢……大丈夫？こいつ｣
｢あー…ダメかもしれないです｣
｢ちょ、マジで計画した人誰！！？｣
｢雫ちゃんじゃないの？｣
｢雫さんでしょうね｣
｢……あ、そっか、オーナーなの忘れてた……｣
｢それか、コンサルとかに言われたとか｣
｢許すまじ、コンサル……｣
｢まだ確定してないですよ、パイセン｣
｢ねぇ、いい加減腹減ったんだけどぉ｣
｢行きますよ、良平さん！宏太朗！｣
こうしてパイセンに引きずられ、
雫さんの店へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さすがハロウィン
賑わう店内
可愛いコスプレをした従業員たち
｢……居ませんね｣
｢あ、俺ランチセットBにしよ｣
｢いや、今日仕事って言ってたからいるはず｣
メニューを見たフリしながら
必死に店内を探した
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雅 - Aさん» Aさん、コメントありがとうございます。・・・好きな場面まで！ありがとうございます。感想を言って下さるのはとても嬉しいです。今後の参考にさせていただきますね。 (2020年11月26日 0時) (
レス) id: ff32d91f5a (このIDを非表示/違反報告)
雅 - サチさん» サチさん、最後まで読んでくださりありがとうございました(*^^*) (2020年11月25日 23時) (レス) id: ff32d91f5a (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - afterstoryもとっても素敵でした！！個人的に花言葉入ってるのがすごく好きできゅんってしました；； (2020年11月25日 12時) (レス) id: a957c976a9 (このIDを非表示/違反報告)
サチ - こちらこそ、素敵な作品を作って頂きありがとうございました！リクエストした宏太朗くんの話も素敵でした！２人の幸せが伝わる感じでした(^^) (2020年11月24日 0時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
雅 - サチさん» サチさん、リクエストありがとうございました。おまけ話は完結させて頂きました。毎回コメントもありがとうございます。こちらの作品はこれで全て終わりとなりました。今まで読んでくださり大変ありがとうございました。 (2020年11月23日 23時) (レス) id: ff32d91f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅 | 作成日時：2020年10月21日 22時
