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月島side
高校初日、僕は朝っぱらからイライラしている
月島「何この人だかり、凄いイラつく」
家から一番近いからここに来たけど凄い人だかりだ
みんな自分のクラスを見ようと必死になっている
「ツッキー!俺の見てくれた?」
この光景を見てよくもまあそんな事が言えたなと少し関心さえ覚えた
月島「うるさい山口、流石の僕でも難しい」
山口「ごめんツッキー!それにしても凄いね」
凄いってもんじゃ済まない、この状態がいつまで続くんだか...
山口「ほらツッキー見てよあの子、この人だかりで見えないから半分見るの諦めてるよ」
山口の指指す方を見ると、確かに無表情で人だかりを見つめる女の子がいた
月島「別に僕達と関係無いんだし」
そう、関係ない
僕は春なのに長袖のパーカーにフードを被るような謎の多い子と仲良くなろうだなんて思わない
山口「そうだけど...」
「...1ー1、日向翔陽の右隣か...」
え、今...なんて言った...?
月島「...山口、あれ見える?」
山口「見えないけど...どうしたのツッキー?」
聞き間違い?いやでも校舎に入って行ったし...
山口「さっきの子、校舎入っていったけどわかったのかな?」
月島「...校舎に入ったんだからそうなんデショ、それより空いてきたし僕達のも見よう」
山口「そうだね!」
関係ないとは言ったけど、なんとなくあの子とは後々出会う気がする
なんの根拠もない、ただの勘だけど
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作者名:RainCats | 作成日時:2018年11月10日 14時