【ユーリ on ICE】銀盤の女王【ユーリ･プリセツキー】

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Aside



あの後おじいちゃんに行ってきますを言って飛行機に乗った
隣に座ったユーラチカとは一言も口を聞かなかった



〜バルセロナ〜



ホテルに着いて私は自分が泊まる部屋に行った



A「一人…」



リリア先生が気を使って、一人部屋にしてくれた
本当はいてほしかったけど、気が抜けない寄りは増しかと思った



私はそのまま、ベッドに入って寝た



〜翌日〜



A「…やっぱり一人」



夢じゃなく本当に一人だった
私はやっぱりユーラチカがいないと何も出来ない事を再認識した



[ｺﾝｺﾝ]



ミラ「A！バイキング行こー！」



A「ゴメン…要らない」



ミラ「…そう、昼食と夕食は食べなさいよ！」



A「…うん」



何もすることが無い私は、もう一度潜って寝た



〜昼〜



A「もうお昼……食べたくない…」



おじいちゃんにお土産を買おうかとも考えた
でも一人で街に行くのは抵抗があったから、すぐにやめた



昨日探した練習場所も、今日は予約でいっぱいだった



A「ユーラチカ……」



もう一度寝ようとした時



[ﾊﾞﾝｯ]



勢いよくドアが開いた



ユーリ「A!!今すぐ着替えろ!!出掛ける!!」



A「……え…？」



ずかずかと入ってきたのはユーラチカだった
言われた通り着替えると、すぐに手を引かれてホテルを出た

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