【ユーリ on ICE】銀盤の女王【ユーリ･プリセツキー】

episode34 ページ34

Aside



A「んぅ……んｯ…？」



この匂い…おじいちゃんの家…？
にぃが連れてきた…ってことは絶対無い…
じゃあどうして…



―「空港で待ってるから早く来いよ!!」



A「あ…」



そっか…私寝ちゃったんだ…
小籠包…もっと食べたかった…←



「A…」



A「ユーラチカ…？」



温かいと思ったら…ユーラチカが抱き枕にしてたんだ…
久し振りのユーラチカ…目の前にいるんだ…



A「ユーラチカ…寂しかった…」



[ｷﾞｭｯ]



起きてすぐ説教でも、ハグでもいいの……
私はユーラチカの側に居れたらそれだけで…



A「もう……一人は嫌ｯ…」



あの時みたいに一人になるのは…もう嫌なの



〜翌日〜



ユーリ「サインはいい!!女とのハグもいい!!だがな、男とはダメだ!!
お前は無防備に受け答えし過ぎだ!!これだから目が離せねぇ…」



A「心配してるの…？」



ユーリ「っ…違ぇよ!!!////ただその……とにかく!!ジャージのメッセージ忘れんなよ!!」



ジャージのメッセージ…？
あれかな…優勝したら言いたいことがあるってやつ…



A「うん…でもなんで優勝したらなの…？」



ユーリ「あ？カッコいいからに決まってんだろ」



カッコいいの…？じゃあ悪いことじゃ無いのかも…



A「私も…ファイナル優勝したら言いたいことがある…
絶対…絶対優勝するから…それまで言うの待って…！」



ユーリ「…そう言うことならわかった、だけど絶対だからな」



A「うん」



このロシア大会を通過すればグランプリファイナル…
フィレオー…練習出来るところと時間…無いかな…

episode35→←episode33

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す