【ユーリ on ICE】銀盤の女王【ユーリ･プリセツキー】

episode28 ページ28

Aside



「Aちゃんサインください!!」



「私も!!」



「私も!!」



A「あの…並んで…くれますか…？」



全-A「はい!!!!」



初戦の結果は1位通過
私は満足してないけど、観客の人達は満足したらしい



「あれ、なんか騒がしいと思ったら可愛い女王様がいるじゃないか」



A「………誰…」



大量の色紙にサインをしていると、見知らぬ金髪のおじさん？が現れた
話し掛けられたと同時に並んでいる人達が威嚇し始めた←



「あれ、俺を知らないんだ、俺はクリストフ･ジャコメッティ
あのヴィクトルといつも表彰台に立ってた男だよ」



あのヴィクトル…？



A「ヴィクトルって…誰だっけ…」



クリストフ「!?世間知らずってのは本当だったんだね…勝生勇利のコーチって言えばわかるかな？」



あぁ…あの銀髪の…プードルの人…←



A「にぃのコーチなら…覚えないと…」



クリストフ「にぃって勝生勇利の事？」



A「…そうだよ…私のにぃ…」



これで半分くらい終わったかな…
まだ半分…帰路につく道のりは長い…



クリストフ「兄妹だったのか、似てないけどなぁ
そう言えば君のボーイフレンドの妖精は今日はいないの？」



A「いないよ…ユーリはカナダ…
似てないのは当然…血の繋がりは無いの…
私は孤児…捨てられてたのを拾われた…」



クリストフ「そっか…申し訳ない事を聞いたね」



A「別に…私にはユーリがいる…
私を捨てた親なんて……どーでも良い…今頃何処かで野垂れ死んでる…」



クリストフ「意外と辛辣な言い方だね(苦笑」



A「事実…」



今日は…沢山喋った…
次は中国大会……にぃがいるとこ…

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