【ユーリ on ICE】銀盤の女王【ユーリ･プリセツキー】

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Aside



[ﾊﾞﾝｯ]



「A‼‼」



練習も終わって家でヘッドフォンを着けて音楽を聴いていると、ユーラチカが凄い勢いでドアを開けて入ってきた



A「どうしたの…そんな慌てて」



ユーリ「日本に行くぞ‼」



A「…はぁ」



ユーラチカから日本に行くと言われるだなんて思わなかった私は、反応に困った



A「別に良いけど…何処行くの…？」



気だるげに伸びをしながら何故か怒っているユーラチカに聞いた



ユーリ「長谷津？とか言うとこだ‼早く準備しろ‼」



A「おー…」



まさかこんな形で5年ぶりに帰郷することになると思わなかった…



〜長谷津〜



と言うわけで故郷に帰って来た←
商店街に寄り道をしてヤコフに居場所はバレちゃったけど、帰る気は無いらしい



A「誰探すんだっけ…えっと…」



ユーリ「ヴィクトル、ホント知らねぇんだな」



そーそーヴィクトル、そう言えばそんな名前だった
呑気な事を考えながらユーラチカに手を引かれてヴィクトルを探した



ユーリ「ヴィクトーール‼‼」



ユーラチカ…ヴィクトルって人は海にいるの…？



ユーリ「ﾁｯ…ヴィクトルの野郎何処にいんだ」



A「ユーラチカ、ヴィクトル？って人は何をしてる人なの…？」



ユーリ「フィギュアスケーター、世界選手権5連覇した奴」



へぇ…凄い人なんだ…でもそれなら…



A「それなら彼処にいると思う…」



優姉がやってるアイスキャッスルを指差すと、ユーラチカは私とキャリーケースを引いて歩き出した

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