【ユーリ on ICE】銀盤の女王【ユーリ･プリセツキー】

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ユーリside



俺はカナダ大会から始まる、それなのにAは誰も知り合いがいないフランス大会から
ギオルギーは知ってても良いレベルの人間だが、Aは仲の良い奴以外は名前を覚えない



A「大丈夫…ユーラチカも頑張って」



ユーリ「…おう」



Aの大丈夫は昔から大丈夫じゃない
風邪を引いても、練習で怪我をしても、俺がいないときも、大丈夫と言っておきながら大丈夫じゃなかった



もしAが他の女にいじめられたら…？
もし取り返しのつかない事になったら…？
そんな事を考え出したら切りがなかった
ヤコフがいるが、ギオルギーで精一杯だろう



リリア「プリセツキー行きますよ、飛行機はもう出ました」



ユーリ「…心配じゃねぇのかよ」



リリア「えぇ心配です」



ユーリ「じゃあなんで―」



リリア「あの子はシニアの世界では貴方の思っているような事になりません」



シニアの世界では…？



ユーリ「どういう事だ」



リリア「あの子はシニア女子の選手に人気があるのです、貴方達が並べば黄色い声が上がり、Aが一人の時は貴方以上に注目されるです」



ユーリ「……は…？」



Aが…女の間で人気…？



リリア「だから安心しなさい、何かすればAのファンが動きますよ」



A…お前、俺の居ないところで何やってんだ…

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