【食戟のソーマ】無気力な天才料理人[part2]

episode67 ページ17

Aside



〜翌朝〜



A「ん……ふぁぁ…」



久し振りによく寝れた…
リョウが抱き締めてたから温かくなって寝たのかな…



A「…あれ…？」



ここ…ボクの部屋じゃない…？
なんか異様にふかふかだと思ったらそう言うことか…



A「……ここ…何処…？」



まだ夢の中なのかな…もう一回寝れば自分の部屋に戻るかな…←



「二度寝しようとしないで起きなさい！」



A「……アリス…なんでいるの…？」



アリス「リョウくんがAをここで寝かせてくれって言ったから寝かせてあげたのよ
それより今日暇かしら？」



A「え...？...まぁ」



アリス「じゃあ決まりねっ！っと...その前に...」



ボクを見て妖しく舌舐めずりをするアリスを見て何故か悪寒がした



〜数十分後〜



アリス「流石私だわぁ！」



A「なんで...こんな目に...」



服をひん剥かれ、アリスの見立てた服に着替えさせられた
目元が見えるよう前髪はピンでしっかり留められ、服は白いオフショルダーのニットに丈が短いデニムのミニスカを着せられた



アリス「さあ行くわよっ！」



A「行くって何処に...」



アリス「決まってるじゃない！リョウくんの所よ！」



A「...え」



アリスは何を考えているんだろう...
リョウは今次の対戦に向けて試作に耽っているはずなのに...



A「でも...邪魔になる...」



アリス「何言ってるのよ！貴女がリョウくんの邪魔になるわけないじゃない！」



いや、誰であろうと邪魔にはなるでしょ...



アリス「ここの所私とトランプをする以外は厨房に籠ってるの、Aがいれば流石に休むと思うのよね〜」



つまりリョウに休息を取らせる為にボクを使うってわけか



A「わかった、それなら協力する」



アリス「そう言ってくれると思ったわ！」



そう言ったと同時にアリスは厨房の扉を勢いよく開けて私を押し込んだ



アリス「ほらリョウくん！プレゼントよ！」



一仕事済んだと言わんばかりに満足気な顔をして、アリスはそのままスキップをしながら厨房を後にした



A「...扱いが雑過ぎる」



黒木場「...おい」



A「ん？」



振り返ると、そこにはバンダナを巻いて怒気を孕んだリョウがいた



A「あ...」



多分、人生終了のお知らせ

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