66:やめたら ページ20
･
潤｢なんかな、お前がダサいコーディネートしても全然ダサく見えねぇ｣
｢えっ？どういう事ですか…！？｣
潤｢難しいなぁ…
だって、大野にバレたくないんだろ？｣
｢そりゃ、まぁ…｣
担当者、別の人に代われるもんなら代わってほしいもん。
でも、元々松本さんが所属してる事務所は人が少ないし
第一、松本さんが拒否っちゃうんだもん。
潤｢俺コミュ障だからさ(笑)｣
なんて、言っちゃって。
そんな中、私たちはホテルを出て買い物に来ていた。
…会議の時に変装するために。
｢なんで私、こうなる事予想してなかったんでしょう…｣
潤｢俺の絵がこんなデカイ展覧会に出展されると思ってなかったんじゃね？(笑)｣
｢ちっ…違いますよ！そういうのじゃなくて…！｣
潤｢ん。知ってるって(笑)｣
はぁ。
ホントに会議が嫌になってきた…
･
潤｢………なぁ、A｣
ふと、松本さんに呼ばれる。
｢…はい？｣
潤｢……この機に…もう、大野に会ったら？｣
｢会うじゃないですか｣
潤｢そうじゃなくてさ｣
なんつぅの、こう…
と、言葉を繋げていく松本さん。
潤｢話すんだよ。その、普通の姿で｣
｢……え…｣
潤｢だってさ、お前なんも言わずに俺んとこに来たんだろ？
大野はどう思ってるか知らねぇけどさ、
俺だったら、一言言って欲しいと思うんだ｣
｢………｣
潤｢無理に、とは言わないけどさ
……やめたら？アイツから逃げるの｣
｢………｣
いつもそうだった。
楽な方に逃げる私は………
｢そ…そんなの、無理ですよ……｣
でもまた、蓋をした大野さんへの気持ちが膨らんじゃう…
潤｢大丈夫。俺が支えてやるから｣
｢……っ…｣
真剣な眼差しで、
私を捉える。
･
“やめたら？アイツから逃げるの”
ホテルへ帰る途中も、その言葉が頭をずっとぐるぐる支配している。
潤｢あ、やべ｣
｢どうしました？｣
潤｢ちょっと買い忘れ。先にホテルに帰っといて｣
｢あ、はい…｣
この時から、運命の針は少しずつ動いていた。
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こあら子(プロフ) - 完結おめでとう!!きゃんでぃちゃんすごいですよ!!完結だなんて、素晴らしい☆えろじじいですか？いつでも大歓迎よ♪続編!?やったぁぁぁ!!(ノ´∀｀)ノ楽しみ楽しみ♪ほんとに完結おめでとう!!ずっと応援してるね(´・ω・｀) (2015年7月26日 6時) (
レス) id: 5786204e5f (このIDを非表示/違反報告)
きゃんでぃぶるー(プロフ) - こあら子さん» マナカちゃん、鈍感なんだか鋭いんだか…全然掴めない女の子ですよ(笑)この物語に出てくる雅紀は報われなさすぎて可哀想ですがミラクル☆相葉なので心配いらないはず！！ (2015年7月4日 8時) (レス) id: a95b22a685 (このIDを非表示/違反報告)
こあら子(プロフ) - マナカちゃん!!やめてあげてぇぇぇ!!相葉くんの心ずったずたよ!?笑まあたしかに大野くんは格好いいけれども・・・♪ きゃんでぃさんの書く大野さんもすごく好きだけど、相葉くんも好きだなぁ☆ (2015年7月1日 18時) (レス) id: 5786204e5f (このIDを非表示/違反報告)
きゃんでぃぶるー(プロフ) - こあら子さん» 大野さん、気まぐれだから覚えてないかも。というのが主人公さんの不安なんですよねー…彼女、ネガティブなんですよ(；´Д`） (2015年6月13日 22時) (レス) id: a95b22a685 (このIDを非表示/違反報告)
こあら子(プロフ) - あらら、主人公ちゃん松潤の前でゲ○しちゃった☆確かに車はやばいよね・・・。おっと、汚い街道突っ走っちゃった♪大野さんが忘れているわけがないでしょ!!と言いたい!!(*・ω・)ノ (2015年6月12日 15時) (レス) id: 5786204e5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんでぃぶるー | 作成日時：2015年6月6日 22時
