#4 アイドルだけじゃないの�� ページ4
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重岡 side
別のスタジオでAが撮影してるって聞いて
覗きに来たんやけど…
ｶﾒﾗ「それ最高！目線外しも欲しいな！そうそう！」
ｶﾒﾗ「いいね！まじでいい！」
止まることなくシャッターパシャパシャなってんねんけど
Aはポーズも表情も全部ちゃうし
いつも見てるアイドルのAとまた違った美しさで
重岡「モデルってすごいなぁ…」
つい本音が漏れてもうた
A「ふふっ…」
それがAに聞こえて笑われてんけど、うわ恥っず
ｶﾒﾗ「今の1枚最高だな…よし！確認しようか」
ｶﾒﾗ「重岡くんも一緒に選んでよ」
そう言ってもらいモニターの前でみんなで撮った写真とにらめっこ
ｶﾒﾗ「Aちゃんはどれがいいとかある？」
A「私は…これですかね」
ｶﾒﾗ「実は俺もそれがいいなって思ってたんだよねぇ」
Aが指したのは俺の本音が聞こえて笑ってる1枚
ﾒｲｸ「本当に素で笑ってる感じがすごく出てる！」
ｶﾒﾗ「そうだね、今回の表紙はこれにしよう！」
ｶﾒﾗ「ありがとう重岡くん君のおかげでこの表紙が作れたよ」
ええ俺なんもしてへんけど！！
重岡「いやぁ俺なんもしてないですけど」
重岡「お役に立てたなら良かったですわ！！」
なんて言ってたらmodelのAが俺に近寄ってきて
A「しげのおかげで緊張ほぐれた、ありがとうね」
重岡「まあ俺に任しとき」
重岡「いつでもお前のこと笑顔にさしたる」
A「だれがかっこいいこと言えと」
重岡「え？なになに？おれかっこええ？(笑)」
A「うっさい。」
なんて言いながらも笑ってるAは
もうモデルのAじゃなく、いつもの音瀬Aで
俺はAのわしゃわしゃと頭を撫でた
A「ちょっ…せっかくセットしてもらったのに…！」
A「待て重岡！！！」
重岡「うわぁ！ぁありがとうございました！お疲れ様です！」
そして俺は逃げるようにスタジオを後にした
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その後…
Aなぁ重岡さん
A覚えとけよほんまに
はい。
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説教と脅迫のLINEが来たのは言うまでもないだろう
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作者名：こ ろ も | 作成日時：2023年12月11日 8時
