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勇太「廉俺らに気づかなすぎだろ。」
海人「Aのことしか見えてないんだね〜(笑)」
『なんで今さら、からかうの？やめてよ本当に〜。』
勇太「そりゃ、キスするとこみたら、ねぇ？」
海人「ねぇ？」
さっきから二人してニヤニヤして。
っていうか、
『なんか二人とも今日テンション高くない？』
勇太「え？そう？」
海人「別に〜？？？」
なんだ、この感じ。
なんか隠してるな、これは
.
学校に着いて、二人と別れ教室に向かう
教室のドアを開けると
もう既にたくさんの人が席についていた
麗香ちゃん、どこだろ…
辺りを見回すとブンブン手を振ってる麗香ちゃんを見つける
本当に麗香ちゃんって岸くんに似てるなぁ
ずっと一緒にいるだけある。
『おはよう！ごめんね、席ありがとう。』
麗香「ううん、全然大丈夫！今日あっついねぇ〜！」
麗香ちゃんとは約束通り
毎週一緒に授業を受けるようになって
色んな話をして、だんだん仲良くなっていった
麗香「今日も廉くん送ってくれたの？」
さっきの二人とは違った
爽やかな笑顔で聞いてくる麗香ちゃん
『うん、さっき廉の家から来て途中まで送ってもらったの。』
麗香「いいな〜。長いのにずっとラブラブだよね！
本当に憧れる！！」
仲良くなったけど一度も麗香ちゃんの口からは聞いたことない
好きな人の話。
だから
話してくれるかな、なんて思って
『麗香ちゃんは？好きな人とかいないの？』
岸くんに悪いし、知らないってことにしといた方がいいよね
麗香「いるよ。ずーっと片想いしてる。」
わ、話してくれた。
『どんな人なの？』
麗香「優しい人だよ。しかもカッコいい！
一言で言うとなんだろ、雲みたいな人かな。」
『雲？』
麗香「うん、いつもそばにあるのに掴めなくて。
たまに何考えてるのか分からなくて
どっかに飛んでいって消えちゃう、みたいな。」
『不思議な人だね。』
麗香「うん。でもね！笑った顔は可愛いし
本当に優しいし、まぁちょっとおバカさんなんだけど。」
好きな人を想う麗香ちゃんの頬は
いつもより少しピンク色に染まっていて
穏やかな空を眺めるような顔をしていた
『麗香ちゃん恋する乙女だね。』
そういうと麗香ちゃんは少し微笑んで俯いた
麗香「でもさ〜」
ペタンと横顔を机につけて私の方を見上げる
麗香「なかなか叶わないの。」
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ゆゆゆ(プロフ) - 絶対紫耀くんだと思ってたら違った〜！からの紫耀くんでもう騙されました！！(笑)すれ違いが凄い… (2022年8月30日 2時) (
レス) @page30 id: 2170580ec5 (このIDを非表示/違反報告)
songon100(プロフ) - 1から3まで一気に読ませていただきました！もう寝ないと！笑 続き、読みたくてたまりませんが楽しみは明日に。 (2019年8月26日 0時) (レス) id: 728b8df14f (このIDを非表示/違反報告)
海羅(プロフ) - ありさんさん» ありさん、コメントありがとうございます。息抜きに楽しみにしてくださってるなんて、とても嬉しいです！これからも読者の皆様の楽しみになれる作品になれるよう、頑張りますのでよろしくお願いいたします。テスト、頑張ってください！またコメントもお待ちしてますね。 (2017年9月8日 0時) (レス) id: 3f3c8daa7f (このIDを非表示/違反報告)
ありさん - とっても面白いです！テスト期間中のいい息抜きになっています。これからも楽しみにしています！頑張ってください！！ (2017年9月7日 22時) (レス) id: 7b2491b467 (このIDを非表示/違反報告)
海羅(プロフ) - ゆみかさん» ゆみかさん、コメントありがとうございます。読者の方々の作品への感想や更新を待ち望んでいただいてることをコメントをいただくことで私に届くのでとてもありがたく思っております。これからもよろしくお願いいたします。またコメントもお待ちしてますね。 (2017年9月6日 23時) (レス) id: 3f3c8daa7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海羅
| 作成日時：2017年6月25日 23時
