Rainbow Rose ～虹色の愛～ (ページ36)

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みんなそれぞれ希望の種目を選び始めると

廉がふらっと私たちのところにやってきて

廉「なぁ、なにやるん？
どうせならなんか一緒に出えへん？
紫耀はなんでもええっていっとるんやけど。」

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紫耀

リレー出ないのかな

スポーツ好きだし、リレーやりたいって

言うかと思ってたのに。

海人「いいじゃーん！どれにする？」

勇太「おん、いいよ。
廉、海人、俺、紫耀の4人でしょ？
4人でできるやつなんかあったっけ？」

『4人って意外と中途半端だね。
リレーは3人だし。なんも残ってなくない？』

どうしよう。ってみんなで悩んでたら

凜ちゃんが私のとこにやってきた。

凜「Aちゃん、Aちゃん！
3学年でやる大縄がね、女の子1人必要で
Aちゃん、やってくれない？
嫌だったらいいんだけど、全然！」

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大縄かぁ…小学校以来やってないなぁ

別に嫌いじゃないけど。

それに、凜ちゃん体育委員で困ってるし。

『私持久力ないから、
戦力にになれるか分かんないけど
いいよ！やるやる！』

凜「うわぁ～(泣)
ありがとう、助かった！！！」

“ 大縄女子、Aって書いて～！”

って黒板に向かって走ってく凜ちゃんを見て

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廉「え、A大縄するん？
そんなん聞いてないわ。」

勇太「ふーん、大縄やるんだ、A。」

海人「凜に頼まれたからだよね～！」

そんな食いついてくる？と思ったけど

たまにはいいよね、50m走みたいに

早く終わるわけじゃないけど

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大縄久々だな、ちょっと楽しみ。

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