Rainbow Rose ～虹色の愛～ (ページ31)

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凜「いっただっきま～す♪
お腹空いたね～、今日もドーナツ
あったしよかった♡」

階段に座ってお弁当を食べ始めたけど

特に凜ちゃんから

話を切り出してくることもなくて

こうやっていつも、なにも聞かずに

私が話し始めるまで

いつも通りの凜ちゃんでいてくれる。

だから何でも話したくなって一緒にいて安心できる。

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…………よし。

『………………………あのさ、
話あるって言ったじゃん？』

うんって、ちょっと真剣な顔して

凜ちゃんは卵焼きを口に入れた。

『てか、自分でもあんまりよくわかってないから
どう話せばいいのか分かんないんだけど

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なんか、私

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紫耀のこと、好きなのかもしれない。

てか、私紫耀のこと好きなのかな？』

凜ちゃんはもぐもぐしてた

卵焼きをゴクッと飲み込んで

凜「え、最後疑問形？！(笑)
お～！なるほど、その話ね～！

Aちゃんもまだ自分で
よく分かってないわけか！
けどね、私はAちゃん

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紫耀のこと好きなんだろうな、って思ってたよ。

ほら、前話してくれたじゃん。
元カレのことで教室で泣いてた時のこと。」

凜ちゃん、覚えてたんだ、あの時の話。

しかも好きだってこと気付いてて

私が話すまで何も聞かないでいてくれたんだ。

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