Rainbow Rose ～虹色の愛～ (ページ25)

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『おはよ～。

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って誰もいないし』

パパ「おはよう。」

『っっビックリしたぁ、もう！！
パパまだいたいんだ。風磨は？』

パパ「今日は遅め出勤。
風磨は知らないけど1限とかなんじゃないかな。
昨日、夕飯大丈夫だった？」

『ふーん、そうなんだ。
うん！ピザデリバリーした！』

大学生の時間よく分かんないわ

なんて思ってたら

もう出なきゃ遅刻の時間。

『やばい、遅れる！！行ってきまーす！』

外に出ると、モワッとした風に包まれて

はぁ、最近暑くなってきたなぁ。

もうすぐ6月か。

なんて気持ち悪い風の正体が

梅雨を知らせるものだと気付いて学校へ向かった。

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海人「おっはよー！」

海人とは同じ中学だから家の方面が一緒

だから朝ばったり会って

一緒に登校することが多い。

『あ、おはよ、海人。ふぁ～眠い』

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あくび。実は昨日考えすぎて全然寝れなかった。

『ねぇ、海人。
私ってさ、

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.鈍感だと思う？』

海人「どうしたの、いきなり(笑)
うん、けど鈍感だと思うよ、俺は。
いや、なんかね、鈍感っていうか…
いやいや、そんなはずない。って

自分の気持ち誤魔化すようなとこ
あるんじゃない？？」

『うーん、そっかぁ。
なんか風磨にもおんなじようなこと言われたな～。』

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自分の気持ちには

正直なつもりでいるんだけどなぁ…

けど、いつも身近にいる2人に

おんなじようなこと言われたら

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やっぱりそうなのかななんて思っちゃう。

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