検索窓
今日:91 hit、昨日:89 hit、合計:116,195 hit

◎スピンオフ ページ43

.




学校を卒業してすぐ入社した会社。


そんなにやりたいこともなくて、なんとなーくそこそこ有名なところに入れればいっか。

と適当に選んで合格しちゃって。


同期も割と人数が多くて、来る場所間違えたかなって思ってたらたまたま同じ班にされてた可愛らしい女の子が話しかけてきて、それがA。





ある日フロントの研修で見た人、すごくタイプだった。


深澤「みなさんのお世話係になった深澤です、みんなからはふっかって呼ばれてるからふっかさんでお願いしますね!
じゃあ自己紹介から!」




ふっかさん…。きっと一目惚れだったんだな。って思う。


そのあとに経理の人って紹介された阿部さんもなかなかイケメンだったけど、頭の中はふっかさんでいっぱいだった。





そのあと、同じ班のめめや康二とご飯を食べてる時
ふっかさんが彼女と別れていたことを知った。


これはチャンス!!って思ってひとまず覚えてもらおうと必死だった。




Aに頼み込んで、お兄さん経由でふっかさんの連絡先をゲット。



それから毎日LINEを送ってた。

だいぶふっかさんも迷惑がってたのは分かってる。
ほぼ既読無視されてたし。笑


でも、何回かに1回は返事もくれたし、
それに舞い上がった私はさらに心が燃えちゃって。



ゆうなふっかさんおはようございます!いい天気ですよ〜
ゆうな今日の団体、私も宴会担当になりました!
よろしくお願いします!

ゆうな今日の食堂のメニューはまぐろカツですよ〜うまいです
ゆうな食べかけのまぐろカツの写真
ゆうなふっかさん激写しました
ゆうな自販機でコーヒー買ってるふっかさんの写真
ふっかこれいつの瞬間だよ笑 盗撮すんなよ笑






まあこんな感じで毎日。笑

んで、たまーに返事がくる。それがめちゃくちゃ嬉しくて。



研修でこんなことをした、とか
こんなお客さんがいた、とか。


勇気を振り絞ってふっかさんをご飯に誘うと
いつも夜勤だったり遅番だったり全く合わなくて。


それから早番だと何時に終わる、と教えてくれるようになって初めてご飯に連れてってもらったのは3ヶ月くらいたってから。



ふっか佐々木ちゃん、俺今終わって帰ってきたから、準備出来たら下に降りておいで




この優しさ満点なメッセージ今まで経験したことなくて。めちゃくちゃ緊張したのを覚えてる。

◎→←◉



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (175 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
918人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

r_inaaa6(プロフ) - 途中泣きながら一気読みしてしまいました!after story楽しみにしてます♡これからも更新頑張ってください! (2月8日 16時) (レス) @page7 id: ee744ba5ce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月8日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。