青色〜after story ✴︎ (ページ5)

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その日の夜、ご飯も食べて
お風呂も終わってソファにもたれかかっていると

渡「まだ体力ある？」

「えー？なんで？」

渡「いや、なくてもいいか」

「え、なに…」

渡「今日入籍した日だろ、
やることはひとつしかないっしょ」

「えっ、んっ、ちょ、まって…明日仕事…！あっ、」

渡「関係ねえ」

お風呂上がりの翔太くんが男の目つきに変わった。

最近筋トレを続けてる翔太くんは
簡単に私を持ち上げて寝室に連れていく。

渡「ウエディングドレスから、和装も、カラードレスも…お前…綺麗で、可愛すぎて、
触れたくてしょうがなかったわ…」

「…んっ、あっ、ちょっと、翔太くんっ…まって…っ」

思いがけない私への直接的な褒め言葉に
びっくりした。

「もっかい、言って…」

渡「もうぜってー言わねえ！！」

それから何を言っても、もう褒め言葉は出てこなかったけど…

私への愛は痛いくらい伝わってきた夜だった。

それから数日してアルバムが届いた。

あと飾れるように、写真立てにもしてもらった。

それを深澤夫妻に見せつけに行く日。笑

残念ながら翔太くんだけ仕事で、
なぜかまた休みの蓮がついてきた。

深「いらっしゃーい、めめも笑」

目「俺のついで感やめてください笑」

深「ごめんごめん笑」

そう、車を持っていない私はいつも翔太くんか蓮の車だったから。

ふっかさんが迎えにくるって話だったんだけど
偶然近くで聞かれちゃって、俺が車出す！と聞かなかったもんで。

優「A、めめ、なんか久々ー」

目「久しぶりー。お腹大きくなってきたね」

「ねー、あんだけ毎日会ってたのに会わないと変な感じ笑
ベビちゃん順調？」

優「うん。昨日も検診で。順調に育ってるよ〜」

目「あ、これお土産っす」

深「もー、マジで気使わないで？
今度うち来る時なんか持ってきたら帰らせるからね？」

優「そうだよ、寮の部屋はあんなに勝手に出入りしてたのに笑」

「いやー、なんか…人の家って感じだし…笑」

深「次から禁止！！！」

「「分かりましたー」」

深「いつもありがとねー、うわうまそうなやつ」

近くの有名なドーナツ。

蓮が営業で行った担当者からクーポンもらってきたらしい。

「これ食べて私に似た可愛い子産んでね〜」

目「俺に似てかっこいい顔してるかも」

深「いや、俺は？笑」

優「まだ性別分かんなくてさ〜」

「楽しみだねぇ」

自分の子のように本当に楽しみ！