青色〜after story ✴︎ (ページ34)

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渡「年末年始はふっかが家に来ないかって」

「みんなで年越し？」

渡「うん。どう？」

「いいじゃん。私もたしか31日は早番だし
年越しそば作らないとね」

年末年始は忙しいけど、連泊してくれるお客さんがほとんどだから、チェックイン手続きさえ終わればピークはほぼない。

「岩本さんたちも呼ばないの？」

渡「声はかけてみるけど来るかはあいつらの仕事次第だな」

「1日休みだよね？初詣は？」

渡「ふっかたちは朝行くって言ってたけど」

「そっか。じゃあ一緒に行こうか」

そして迎えた大晦日。

忙しい日は多めにシフト組んであるから、
割と定時で帰れる。

ここで私と翔太くんとふっかさんが同じ時間に上がる。

深「めめあとで康二とかと来なね？」

目「はい、なんか必要なもんあったらLINEください」

深「はいよー、みんなー良いお年を！」

「今年もおつかれさまでしたー良いお年を！」

渡「来年もよろしくー」

深「あれ、翔太たちすぐ来る？一応食材とかはもう優菜が用意してくれてるけど」

「1回家寄って、着替えとかいろいろ取ってきます」

渡「俺なんもやってないわ」

「準備してるよ、すぐ出れる」

深「さすがだねえ笑、じゃあ俺家で待ってるね
車いつもの場所停めて？」

渡「わかったー」

家に着いてから、先に翔太くんがお風呂に入ってる間にちょっと家の片付けと何か持っていけるものがないか物色。

あ、これは翔太くんが好きなやつだからダメだ。

こっちは今度2人で食べようねって言ってたやつだし…。

うーん…。

渡「なにしてんの？」

「ふっかさんちに何か持ってけるものないかなーって」

渡「いいよ、今日の食材分ふっかと割り勘してるし」

「え？そうなの？それは早く言ってよ」

渡「朝言ったし笑、早く入ってこい」

ふっかさんたちを待たせてる、と思ってシャワーで済ませてパパっと着替えようとしたら脱衣所のドアが開いて翔太くんか入ってきた。

私はタオルのみで何も身にまとってなくて
翔太くんも何故かズボンだけ履いて上は着てない。

「翔太くん！？
まだ着替えてなかったの、風邪引いちゃうよ」

渡「いや、ちょっと…このままベッド行っていい？」

「えぇっ？まって、ちょっと、何？」

そのままベッドに連行されて、
珍しく欲を爆発させた翔太くんだった。