青色〜after story ✴︎ (ページ29)

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朝、翔太くんを見送って家のことをいろいろ片付けてから優菜の家に向かった。

「おじゃましますー！」

優「いらっしゃい、おかえり？笑
うわ、また何か持ってきてくれたの？いらないっていつも言ってるのに」

「うわって笑
これは手土産じゃないの、これねーめちゃくちゃ気になっててついでに買ってきたんだけど、たくさん種類入ってる紅茶！冷たくできるしあったかいのもできるんだってー
ちなみにコーヒーバージョンもあるよ」

優「手土産じゃん」

「違うの！私とか翔太くんがここに来た時に飲むやつだから置いといて？」

優「それは図々しいな」

「優菜も飲んでいいから」

優「あ、本当に？じゃあ遠慮なく。」

「切り替え早すぎ笑
あれ？お子ちゃま今日いないの？」

優「うん、辰哉のお母様がね今朝突然来て連れてった笑
たまにあるんだよねー、あたしとしては大助かりなんだけどいつもいきなりだから読めないの笑」

「へえ、でもいい関係なんだね」

優「うん、めちゃくちゃ仲良しだよ笑
辰哉いないのに2人で買い物したりするし、お義父さんもすごく子供好きな人でね。
子ども連れていくときは夜まで見ててくれるの」

「ふっかさんって、めちゃくちゃ愛に溢れてる人だなって思ったけどなるべくしてなった、って感じだね」

優「うん、それはそうかも
写真とか頻繁に送ってくれるから全然心配もしてないしむしろ子育てのプロみたいなもんだから安心して任せてるの笑」

家でまったり過ごす予定だったけど、どうせならいつも行けないようなところ出かけようって話して。

2人で受けられるマッサージをしたり
有名なパンケーキのお店に行ったり
オシャレな雑貨屋さんを見たり
カラオケで声出すかーとちょっと歌ってみたり。

行きたいところ詰め込んだ休日で、気付けばもう夕方で
急いで優菜の家に帰ってきた。

優「早速飲もうか、これ」

「うん、飲みたい」

優「あ、仕事終わりに辰哉が子供引き取って帰ってくるって、8時くらいかなー」

「うん、翔太くんも同じ時間に終わると思う」

優「ちょっとお茶タイムしよー」