青色〜after story ✴︎ (ページ23)

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着替えてプールに行くと、なんか…

「人多くなってない？」

優「気のせいじゃない？笑
それより…ほんとスタイルいいのね…パーカーで隠しきれてない感じ。」

「いいから、そういうの…恥ずかしい」

深「あ、きたきたこっちだよー」

優菜もふっかさんも撮影終わりで2人とも水着。

体にタオルをかけてるけど、
優菜だってめちゃくちゃスタイルいいし…
ふっかさんもそれなりに鍛えてる体で…

翔太くんは…まあ…最近鍛えてるって言ってたから
まわりのお客さんもスタッフも、興味津々にこっちに視線を向けてて。

優「ねえいつまで照れてんの、
なべさんの体なんて見慣れてるでしょ？笑」

「もう！すぐそういうこと言う！！」

〈渡辺さんめちゃくちゃかっこいいね〉
〈うん、腹筋とか二の腕とか、すごい…〉
〈なべさんも参加するなら、私も立候補すればよかったな〜！〉
〈本当にかっこよすぎる、やばい…〉

みんなからの視線が恥ずかしくて、
着ていたパーカーを優菜に預けてすぐプールに入った。

あ、温水になってるからあったかい。

最初は腰あたりの水位だけど、奥にいくにつらて足は大人でもギリつくくらい、というか身長が低い人は足もつかなくなる。

渡「あぶねって、お前さぁ何も考えずに入んなよな」

気付いたら恥ずかしさで奥に進んでて、段差をひとつ下がるともう足がつかないエリアになるところだった。

そこで翔太くんが持ってきてくれた浮き輪につかまって、
一緒に浮いてみる。

「ありがと…」

渡「泳げないくせにずんずん進むんだもん、
めちゃくちゃ焦ったわ笑」

「ごめん…恥ずかしさで、つい…」

深「あいつら、まわり見えてないよな？笑」

優「うん。絶対見えてないね笑」

知らないうちに撮り終わってて、
普通に翔太くんとプールで遊んだみたいになっちゃった。

プールからあがってチェックした写真は

浮き輪を使って一緒に泳いでるところ、
大きい浮き輪の上を2人で乗ってスライダーを滑るところ、
着地したあとの2人で顔を見合わせたところ
翔太くんが私の手を引いて上がるところ

なんかパンフレットとあんまり関係ない感じだけど…

深「うん、めっちゃいい写真だね」

カメラ「うんすごくいいと思う。プールはこれで終了だね！」

「ありがとございました…！」

そのあとは優菜を引き連れてすぐ着替えに戻った。