青色〜after story ✴︎ (ページ19)

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休みの日はほぼ優菜の家にいる私。

きのう翔太くんが取引先からもらった箱菓子を
そのまま持ってきた。笑

優「うっわ、これめちゃくちゃいいとこのやつじゃん
なべさん一体どんな人と仕事してんの？笑」

「あー、なんかホテルのパンフレットとかネットとか
全部新しくするんだってー
最近はその印刷会社かカメラ屋さんかな」

優「辰哉がそんなこと言ってたな、この前
なんかあたしもエキストラで参加してって言われたんだけど笑」

「そうそう、モデル連れてくるのは結構コストかかるから笑、経費削減の為にスタッフの家族をモデルにするらしい」

優「それ決めたの辰哉だよね絶対。笑」

「まだ撮影日分かんないけど、
私も強制参加らしいから一緒にできるよ」

優「じゃあ妻子ありの深澤を見せつけて、
さらに妻と2人のラブラブななべさんも見せつけられれば寄ってくる女たちを少しは蹴散らせるってことだね？」

「言い方よくないな笑」

そう、結局結婚指輪なんてもんは
つけてても意味ないくらい、女の子たちはふっかさんや翔太くんを狙う。

…いや、大人な男が魅力的に見えるのか。

優「なんでわざわざ既婚者を選ぶかねぇ…
次何かあったら辰哉も女もコテンパンにしてやる」

「…優菜を味方につけたら強そう」

優「何かあったらあたしに言いなね！？
地獄に突き落としてやるんだから！！」

ふっかさん、相当尻に敷かれてるな…笑

「育児、どう？」

優「うちの子は結構寝てくれるの、
だからAが来てもかなりの確率で寝てるでしょ笑」

「歩く頃には靴をプレゼントしないとね」

優「楽しみにしてまーす笑」

話し声や生活音で起こしちゃうのも悪いし
寝室の方で見守りカメラを置いてそれを見ながら
家事したりしてるみたい。

「かわいいねぇ…寝顔、一生見ていられる」

優「めちゃくちゃかわいいよ
何で泣いてるか分かんなくてこっちが泣きそうになるけど、辰哉も寝かしつけたりミルクあげたり…積極的にやってくれてるから、すごく楽しいよ」

「そっか、ほんとふっかさんといい関係だよね」

優「なべさんとAもめちゃくちゃいい2人だと思うよ？あのなべさんが結構好きオーラ出すからね笑」

「えー？そうなの？自分じゃ分かんないや…笑」

優「分かる人は分かる、的なことかな笑」

翔太くんはシャイなところもあるから人に誤解されやすいけど…

伝わってるんだなぁ、ちゃんと。
ちょっと恥ずかしいけど笑