青色〜after story ✴︎ (ページ15)

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「ふっかさん…笑
優しい人だね、本当に」

渡「お前もさ俺の事佐々木に言うまえに言えよな」

「翔太くんも言ってよ私に。」

渡「ふっ、お互い様だな、俺たち笑」

目「…そろそろ入っていいっすか」

「うわっ、びっくりした…もう、声かけてよ」

目「かけたよ笑、2人の世界入っちゃって笑
なべさん、これとりあえずの解熱剤と冷えピタと栄養ドリンク…とかいろいろ入ってます」

渡「めめありがとうー」

フロントに置いてある応急処置のための物資を持ってきてくれた。

目「帰る体力ないっすよね？
ここの部屋使っていいって、課長から許可もらいました」

渡「さすが仕事早いわー、助かる」

目「明日のクリスマスパーティーは準備もほぼ終わったし、俺と永瀬で進められるんで休んでください」

渡「いや…でも、」

目「なんかあったら電話するんで、出られるようにだけしといてくれれば」

渡「…分かった、よろしくな。」

目「じゃ、俺帰ります。
Aも、今日はおつかれ、無事に設営終わったって永瀬が言ってた。」

「そう、よかった…あとで連絡しとく。
ありがとね、めちゃくちゃ助かった」

目「おう、じゃあなべさんお大事にー」

渡「さんきゅーなー」

蓮が部屋を出ていったあと、
翔太くんにゼリーを食べさせて薬を飲ませて
冷えピタを貼って…

渡「あ、お前は明日仕事行けよ」

「え、」

渡「熱あるくらいじゃ寝てれば治るし。
ひとりで大丈夫だわ笑」

「分かった、なんかあったらちゃんと言ってね？
…でも、今日は帰んないからね」

渡「…明日の制服とか、」

「予備のいつもロッカーに1セット置いてあるし」

渡「着替えとか…」

「ロッカーにある」

渡「何で？笑」

「急に泊まることになったときのため」

渡「そんなんねぇだろ笑」

「あるじゃん、急にみんなで飲み会するときもあったし笑」

渡「じゃあ俺のロッカーから着替え一式持ってきて、夜勤用に置いてあるやつあるから」

「分かった、ついでにお風呂入ってきていい？」

渡「うん、それからで全然いい、ゆっくり入っておいでー」

ロッカーに寄って、言われた通りお風呂にゆっくり入って部屋に戻る。