青色〜after story ✴︎ (ページ2)

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ゴールデンウィークの繁忙期も落ち着いて、
少し閑散期の今。

「もう、ホントに言いふらすのだけはやめて欲しいってあんだけ言ってんのにさー」

優「あははっなべさんもまだまだだねぇ笑」

と、仕事の愚痴を優菜にぶちまける。

「あー、ごめんね、こんな話…体調どう？
マカロン買ってきたんだけど」

優「最高。食べる。コーヒーと紅茶どっち？」

「あ、いいよ！気使わなくて！」

優「もー、辰哉もAも慎重すぎじゃない？笑
これくらい動けるから笑」

と、少し膨らんだお腹を触りながらキッチンに向かう優菜。

そう、優菜がめでたく妊娠して、産休とったあとは
ふっかさんの意向で、仕事辞めるみたい。

「何月だっけ、予定日！」

優「11月頃かな。」

「おっ翔太くんと近くなるね〜！！
優菜がついにママになったか〜〜」

優「辰哉はなべさんとどうか同じにならないようにって祈ってる笑
私は緊張と不安と喜びが入り交じってる」

「何でなの笑、ふっかさん毎日優菜の話して
そろそろ飽きてきてるくらいすごいから。笑
それに、おじさん、いっぱいいるから可愛がってもらえるよ笑」

優「うん、ありがと笑
そういえばAたちは結婚式しないの？」

「うーん…したいとは思ってるけど現実的じゃないな、
今忙しくてそれどころじゃないって感じ。
あ、でもウェディングフォトは撮りたいって言い続けてる笑」

優「そっかあ、あれ？でもまだ入籍もしてないよね？」

「あー、うん、そうなんだよねぇ…実は日付けは決めてて…」

優「あ、そうなの？よかった笑
なべさんプロボーズして終わりかと思ったよ」

「さすがにないでしょ！？笑
結構2人では真面目に話し合ってるんだから笑」

2人で決めたのは、特別な意味はないけど…笑
翔太くんがラッキーセブン、覚えやすいから、
と7月7日の七夕にすることにした。

優「なべさん全然真面目に考えてないじゃん笑」

「いや、なんか蓮が結構後押ししてくれたらしい笑」

優「へぇ、めめが？」

「うん、七夕とか、織姫と彦星の話とか、そういうやつ？だからラッキーセブンだけが理由じゃないんだって笑
この前翔太くんがいないとき蓮が教えてくれた」

優「へぇ？なべさんってめちゃくちゃツンデレだね笑」

「デレなんか私にはほぼないけどね笑」

優「いや、ほぼデレだようちらから見たら笑」

いろいろあったけど、結構仲良くやれてる私たち。

まわりのみんなが見守ってくれてるからだな。