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緑side
猫 ﾌﾝｯ
大毅の呟きも無視し、俺に甘えてくる猫ちゃん
赤「せっかくのともとの時間なんやから、俺に譲ってくれてもええんやないですか！」
猫 ﾌｲｯ
赤「おまえはいつでも甘えられるやろが！
俺に譲れー！！」
そういって猫を俺から引き離そうとする
そろそろ止めなな、
緑「ほら、大毅
そんな子供みたいなこと言わんの」
赤「だって〜、俺のともを独り占めすんねんもん
俺だってともとイチャイチャしたいもん」
最後の方は小さい声やったけど、確かに聞こえた
ほんま、俺のかっこええ彼氏さんはどこに行ったんだか
猫ちゃんを下におろし、大毅の方を見る
緑「ほらっ、大毅おいで」
すねた顔をしてた大毅の顔がぱっと明るくなったかと思ったら、急に俺の腕を引っ張った大毅
バランスを崩した俺は大毅の胸のなかにすっぽりはまった
赤「好き」
突然の好きに顔が赤くなっていくのがわかる
そんなとき、大毅が俺の顔を覗き込んでくるから
緑「見るな！」
赤「あはは、かわええな」
さっきまで猫と喧嘩してた人とはおもえへんな
めっちゃかっこええ俺の彼氏や
こういう、子供っぽいとこもかっこええとこもほんまに大好きやな
緑「大毅、、大好き、」
赤「えっ！？」
ちょっと待って！可愛すぎるんやけど！って悶えてる大毅
なんぼ一緒におっても言わな伝わらへんことだらけやから、
赤「もっかい言って！！！」
緑「猫ちゃんと仲良くするんやったらええよ」
そういうとすぐに猫に向かっていって、一生懸命仲良くなろうとしてた、笑
猫、めっちゃ嫌がっとったけどな、笑
わんちゃんの頭を撫でながら、大毅と猫の格闘を眺めるこんな日も幸せやな
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作者名：ナナイロ | 作成日時：2021年5月28日 22時
