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個室を出るとちょうどマネージャーさんが歩いてきた
ま「あ、先週はありがとうございました。今日はすみません…二宮さんが無理言ったみたいで」
ペコリと頭を下げるマネージャーさんの言ってる意味がわからなくて、思わず二宮くんの方を振り返った
『あ、勝手に会うの決めたから…』
ま「そうなんですよ、今日、本当は今ごろ仕事なん……」
『あーーもう！ちょっと！！まっちゃん！それ言っちゃダメ！』
二宮くんはマネージャーさんの口を塞いだ
『あーーそれ言わないでよ！』
髪の毛を片手でｸﾁｬｸﾁｬってして必死な二宮くん
ま「でも、もう聞こえちゃってるかも…」
『あっ………』
ま「……すみません、二宮さん」
……どういう事？
仕事が忙しいのに会いに来てくれたって事？
『えっ……と』
二宮くんは頭の後ろをガシガシってかきながら、
『今日の夜の仕事…マネージャーに無理言って朝いちにずらしてもらったんだよね…』
「そう……なの？」
『………ん』
それは……
私に会うために？
相手がもし普通の男の人だったら
“この人は私の事が好きなのかもしれない”
きっとそう思った
けど
相手はアイドルの二宮くん
そんな事があるわけない
どうしてそんなふうに言うの？
どうしてそんな顔をするの？
考えたら、ただただ…苦しくなるだけだった
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ふぃんく - すっごく面白いです！読んでてドキドキします！これからも、更新頑張ってください、、、以上ふぃんくでした←笑 (2018年12月28日 17時) (
レス) id: 4ddabf596a (このIDを非表示/違反報告)
raina - やっと見つけた？ww (2018年6月3日 19時) (レス) id: 66f1b32aef (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 頑張れーＷＷＷＷ応援しとるよ (2018年5月31日 15時) (レス) id: 59d750339b (このIDを非表示/違反報告)
raina - これからも頑張るね？ (2018年5月28日 20時) (レス) id: 66f1b32aef (このIDを非表示/違反報告)
コロン - すんばらしい (2018年5月23日 22時) (レス) id: 62d0b103f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raina | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/raina3104
作成日時：2018年4月30日 18時
