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帰りの電車
ドアの前に立ち、流れる景色をぼんやりと眺める
ちょっと前まで二宮くんといたなんて……
嘘みたい
優しい笑顔も
人より少し高い声も
キャラメル色の瞳も
思い出すだけで鼓動が速さを増す
ふと思い立って携帯を取り出した
LINEには二宮くんの名前がある
本当に二宮くんなの？
そう思って画面を見つめているとLINEが届く
〔今日はご飯にご一緒してもらってありがとね。夜に1人で帰らせてしまってすみません。まだ電車の中かな？気をつけてね。〕
「…えっ！？」
思わず声が出てしまい、回りの人が振り返る
二宮くん………だよね？
えっ、どうしよう
返信しないと…でも、なんて返せば
携帯を胸に握りしめる
二宮くんにLINEを返す
そんな夢みたいなことが……
大きく息を吐く
でも………夢じゃない
確かに二宮くんなんだ
頭の中でひとまず文章ができたらスマホに文章を打つ
〔今日はありがとうございました。すごく楽しくて幸せな時間でした。お仕事、頑張ってください。〕
送信するとすぐに返事がきた
〔俺も楽しかったよ。また連絡するね？〕
……また連絡するね
その一言に胸がいっぱいになった
私は小さく俯くと
大好きなあなたのことを想って……
泣いた
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ふぃんく - すっごく面白いです！読んでてドキドキします！これからも、更新頑張ってください、、、以上ふぃんくでした←笑 (2018年12月28日 17時) (
レス) id: 4ddabf596a (このIDを非表示/違反報告)
raina - やっと見つけた？ww (2018年6月3日 19時) (レス) id: 66f1b32aef (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 頑張れーＷＷＷＷ応援しとるよ (2018年5月31日 15時) (レス) id: 59d750339b (このIDを非表示/違反報告)
raina - これからも頑張るね？ (2018年5月28日 20時) (レス) id: 66f1b32aef (このIDを非表示/違反報告)
コロン - すんばらしい (2018年5月23日 22時) (レス) id: 62d0b103f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raina | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/raina3104
作成日時：2018年4月30日 18時
