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僕は、彼女の背中を見つめながら
ジュンを腕に抱いて、店を出た彼女を目で追っていた。
領「……」
『行っちゃったね�・(笑)』
領「そりゃそうだろう。彼女は仕事中なんだから」
憎まれ口を叩く“猫”に対して
僕は口論する。
『あー、ねぇ。人間に変身していい？』
領「…好きにしたら？」
『ふふ(笑)』
僕の腕から飛び出した“猫”は、
くるっと一回転すると
たちまち、人間の姿になった。
顔の濃い…
僕より少し背の高い男。
ジ「よかったね、今日来てくれて」
領「…」
ジ「Aだっけ？…好きなんだろ？」
領「…別に、好きではないよ。
素敵な女性だとは思うけど」
ジ「へーえ、残念。(笑)」
領「…」
僕の飼い猫。
つまり、ジュンは
恋の神様の使い猫とやららしく
突然僕の前にやってきては、
恋の手伝いをする。と言い出した。
そんな突飛な話があるのかと疑っていたが
彼は、猫の姿から人間の姿になれるらしく
その事実を目の当たりにしてしまって
僕はこの変な話を信じるハメになってしまった。
まったく、意味がわからない。
僕に、恋なんてあるもんか。
ジ「領って、なかなか手強いよなあ」
領「悪かったね、恋愛気質じゃなくて」
ジ「もしかしたら、アッチ系なの？」
領「そんなわけないだろ」
断じて僕は、男に対してそんな感情持ったことないからな。
ジ「あの子、領のメモ貰ってすっごい嬉しそうだったけど？」
領「そりゃあ、…気に入ったキャラメルラテがいつでも飲めるから」
ジ「あの子、領のこと好きだったりして」
領「そんなこと、あるはずないだろ(笑)」
確かに、彼女は素敵な女性だ。
笑顔が似合う…
ジ「……」
彼女の事を考えている僕を
ジュンがじっと見ていたことは、僕は知らない。
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きゃんでぃぶるー(プロフ) - 魔法の雪だるま。さん» コメント、ありがとうございます！やっぱり悩みどころですよねー(笑)でも、作者の私としては今の所成瀬さん派です（笑）あのふわふわした笑顔で癒されたい…！これからも頑張っていきますので応援よろしくお願い致します（o_ _)ｏ）） (2016年5月14日 23時) (
レス) id: 87b4b729a2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法の雪だるま。(プロフ) - 更新を、すごく楽しみにしています！私は、大野さん、成瀬さん、どっち派だろう…？なんて、もう一人で考え始めてます（笑）これからも、頑張ってください (2016年5月13日 22時) (レス) id: 3023fd7e7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんでぃぶるー | 作成日時：2016年4月9日 9時
