7.【迷子の烏】 ページ9
影山side
白鳥沢からの帰り道。
影山「…。」
日向「…。」
…帰り道がわからねぇ…
ただでさえ牛島さんのロードワークについて行って知らない町の知らない道を通ってきたってのに…
とりあえず、大きな通りを目指して歩いていく。
影山「お前、そういえばあいつと同じ中学だったのかよ…前にバレー部に連れてきた奴…」
あいつ…？とキョトンとした顔でこちらを見る日向
日向「…バレー部に…月見山さんのことか？」
影山「そう…そいつ中学の部活は何やってた？」
日向「…部活はほとんど来て無かったらしいぞ？月見山さん、生徒会があったからな…ていうか、なんでそんなこと聞くんだよ？」
こいつの口から�犒邯�山A�瓩箸いμ樵阿�出るまで同じ高校だということ自体知らなかった。
雪ヶ丘にいたのか…
中学でもバレーを続けてくれているのでは…
そう心の何処かで期待していた
影山「前に、あいつがバレー経験者って話しただろ？」
日向「おぅ…お前が月見山さんのこと知ってたことには驚いたけどな…確かレシーブめっちゃ上手いんだろ！！教えて欲しいなーっ！」
影山「…あいつ、バレーのことでお前に何か話したか？」
日向「？？？…別に…話をするって言ってもいつも聞いてもらってばっかりなんだよな…月見山さん自分の話してくんねぇの…」
影山「…そうか…」
日向「ふーん…でも、お前が他人のこと考えるなんて珍しいこともあるもんだな？月見山さんと話してたし、もしかして知り合いだったの影山くんよー？」
ニヤニヤしながらこっちを見てくる
影山「うっせぇ…日向ボケ」
日向「月見山さん大会も応援に来てくれてたらしいんだよな…俺は気付かなかったけど…」
影山「大会って中学か？」
日向「そう！あと、高校の大会も見に来てくれてたらしいぞ！月見山さん本当はずっとバレーやりたかったんじゃないかなーって！」
俺もそう思っていて欲しいと願ってる。
日向「あれ……月見山さんの声しないか？」
月見山の話をしすぎて幻聴でも聞こえたのかこいつ…
影山「はぁ？聞こえねぇ…」
日向「あ、あれやっぱり月見山さんだ！！
おーい！！やーまーなーしーさーん！！」
ガードレールの向こう側の道、子供を背負ってる人影が見えた。
確かに何か歌ってる。
高い声だけど、何ていうか…落ち着くような…
影山「あっ！！待て日向ボゲェー！！」
月見山の歌を聞いていたら、いつの間にか走っていた日向に置いていかれていた。
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時雨(プロフ) - ハイキューオタクさん» ハイキューオタクさん！！読んで頂き本当にありがとうございます！！一日で！？凄い！ありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！！お話は�爐海海泙任僕泙┐燭い覆´瓩隼廚い弔弔眞罅甲翕喩消爾砲覆辰討靴泙�事もあるので( ；∀；)これからも更新頑張ります！ (2021年6月5日 1時) (
レス) id: 74ffe8a644 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキューオタク - 一日で全話読みました！一話読むと、つぎの話が気になって仕方がなかったです笑 (2021年6月3日 6時) (レス) id: c4cac8733c (このIDを非表示/違反報告)
作者・時雨 - あこさん！！コメントして頂き本当にありがとうございます(*≧∀≦*)ここ最近はなかなか執筆できず、申し訳ありません(/ _ ; )こうして感想を書いて頂ける事をとても光栄に思います！！近日中にはまた更新を再開しますので、どうぞ宜しくお願い致します！ (2020年4月2日 1時) (レス) id: d4c8cf5f81 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 一気に最新話まで拝見させて頂きました！描写を一つ一つ丁寧に執筆されている所が非常に良かったです…そして号泣です。有難うございますm(__)m続き、楽しみにしています！ (2020年3月25日 3時) (レス) id: 5180ecc88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2020年2月13日 1時
