chelsea【桃】

舞台で花開く、"桜"。 ページ31

.



今回のお話のテーマについて。
本編読了後の閲覧を推奨いたします。

本編の内容とすぐに結びつくところもあれば、こんな文章あったかなというところもあるかと思います。ぜひこちらのテーマを踏まえた上で、作品を見返してテーマ探しをして頂けると作者としては嬉しく思います。



.



「映画」と「赤い糸」
映画館に通うようになったというお話。
プロットを詰め始めた段階では単にアニメを語る会を度々開くだけと書いていましたが、全体の構成を決めた際に、映画について触れるように変更した点です。

いわずもがな、佐久間くんの夢であった「声優」を叶えて、同時にSnowManの初映画主題歌も叶えた「白蛇〜縁起〜」に繋がっています。
映画のシーンで「一緒に見に行こうね」と言った桃さんの言葉。これは、「仮に恋人という関係になれていなくても、夢を叶えるまでは主ちゃんの隣にいたい」の裏返し。
その映画主題歌は「赤い糸」で結ばれた2人のことを歌った「縁」でした。


「赤い糸」と「運命」
運命の赤い糸という言い方をよくします。
「運命」と言うのは切っても切れない「縁」のこと。
人同士だけに限らず、全ての物事はご縁であると仏教の世界では言われています。


「運命」と「頂点」
その「運命」さえ嫉妬するほどの「頂点」へ「連れて行く」。


「頂点」と「未来」
佐久間くんと主ちゃんの出会いの物語があって、「頂点」を目指す「新たな幕開け」がありました。その間にあった、大きな大きな節目。彼が"花開く舞台"。そんな舞台に立った彼がこれからのまた前途多難な道のりの先にある「頂点」を淘汰の先の「未来」と歌った曲。


今回の私の一番のテーマは「D.D.」。
2人が出会ってから、今までのSnowManとしての彼の道のりも含めたお話。
「ジャニーズJr.」として出会って、その後に「デビュー」という大きな節目を迎えて、夢だった「アニメ主題歌」も「声優」も叶えて、「アルバム」というまた一つの節目を迎えたこと。
全部繋がっているよというのを私なりに最大限表現したお話が今回になります。



.

お知らせ→←あとがき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す