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side.sk
そこまで過保護になる必要があるかって？
なんで、彼女が城を抜け出したのか、最終的に何処にいたのかを俺は知らないまま、今ここにいるから。
彼女が俺から離れてしまう要因はなるべく排除しておきたい。
だから多少強引でも、我儘でも、こうして彼女に近づく輩を排除しているわけ。
「これ以上言っても分からないなら、今度は実力行使に出るのも俺は厭わないよ？照倒せるならまた別の話だけど。」
「おい、俺任せかよ。」
「照も倒せないようなら、大人しくしておいた方がいいんじゃない？って例えだよー。」
「…なんかそれも下に見られてるみたいで腹立つな。」
「2人とも、こんなところで揉めないで…。」
大変だ、阿部ちゃんが困ってる。
すぐに照との言い合いは切り上げて、とりあえず席に着いた。
「怒るって疲れるよねー…。
佐久間さん、本当ならみんな笑顔に過ごして欲しいのに…。」
「うーん。Aちゃんを彼女にしている以上、平和に生きるのは佐久間には難しいかも…。」
苦笑気味の阿部ちゃん。
酷いなー、佐久間さんだって好きで怒ってないぞ？
「みんなが俺のAに手を出さなかったらいいんだよ。」
「それが難しいから言ってるの。」
Aがすごく魅力的な人なのは誰より分かってる。
そんな彼女が欲しくなる気持ちも。
でも、彼女を狙ってた輩が攫ったってことは俺の知る限りはなかった。
本当に君は、何処に行ってしまったの？
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しぅ(プロフ) - yunaさん» コメントありがとうございます。温かいお言葉、大変励みになります。もう少しお話は続いていきますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。 (2021年6月28日 13時) (
レス) id: 2df24aa97a (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 本当に面白すぎて私にとってどタイプすぎました。更新待ってます！ (2021年6月26日 19時) (レス) id: 5b6827b528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぅ
| 作成日時：2021年6月15日 20時
