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side.you
この関係のきっかけは大介くんだった。
中学校で一緒になった彼は毎日猛アタック。
何をするにも、何処へ行くにも一緒に着いてきた。
流石にトイレまで着いてこようとするのは彼の幼馴染である亮平くんに止めてもらったけど。
2年もそんなアタックが続いたら、意識せざるをえなくて。「付き合おう」という彼の言葉をすんなり受け入れられた。彼は受け入れられると思っていなかったみたいで、飛んだり跳ねたり大騒ぎだったけど。
彼経由で仲良くなった亮平くん、照くんとも行動を共にするようになって。進学先も揃って同じところを受験。
無事全員受かって、高校生活がスタートしてすぐに辰哉くん、翔太くん、涼太くんとは知り合った。元々照くんが辰哉くんと知り合いだったそうで、自然と一緒に行動するようになった感じ。
「あ、来た来た。おはよう。」
「阿部ちゃーん！おはよ！照もおはよー。」
「…はよ。いつも通り朝からうるさいな。」
「元気って言ってくれる！？」
幼馴染の息の合ったコントにみんなで一頻り笑ったあとで。
「じゃあ、大介くん、またお昼休み。」
「うー、俺もAと同じクラスがよかったー…。
翔太変わってー。」
大介くん、亮平くん、照くんとはクラスが違う。…って言っても、隣のクラスだし、休み時間にはしょっちゅう行き来してるんだけどね。
大介くんの嘆きをあっさりスルーして教室に入る翔太くん。それにまた噛みつく大介くんと宥める亮平くん。
…亮平くん、今日もお母さんだなあ。
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しぅ(プロフ) - yunaさん» コメントありがとうございます。温かいお言葉、大変励みになります。もう少しお話は続いていきますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。 (2021年6月28日 13時) (
レス) id: 2df24aa97a (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 本当に面白すぎて私にとってどタイプすぎました。更新待ってます！ (2021年6月26日 19時) (レス) id: 5b6827b528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぅ
| 作成日時：2021年6月15日 20時
