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side.you
不思議な夢を見ていた。
「永遠なんて…。」
「…わかんないだろ。何度でも探すから。
俺の隣に来たってことは、あんたは未来永劫俺の隣にいるの。
…可哀想に。
蛇に捕らえられたお姫様。
蛇って狙った獲物を逃がさないんだよ。」
「可哀想ではないよ。
私は、私の意志でここに来た。
…例え千年後でも、私の事を好きでいてくれる？」
「…うん。
そっちこそ、よそ見すんなよ。」
こんな記憶、私にはないのに。
暗い洞窟の中に響く声。
女性の方は、私じゃないのに私の声。
男性の方は…翔太くんに似てるかも。
聞こえてくるのは声だけで、当の本人たちの姿は見えないから、本当に翔太くんかどうかは分からない。というかそもそも、私の声をしている女性がどんな人かもわからない。
「永遠に、愛してる。」
貴方は、誰…？？
ふと、意識が戻ると目の前には少し焦った顔の翔太くん。魘されてたから起こしてくれたんだって。
「ふふ、翔太くんが心配してくれたの、結構嬉しかったよ。」
「…んだよ、それ。」
ふいとそっぽを向いた彼の耳は少し赤くて。
可愛いなあと眺めていたら、チャイムと同時に飛び込んできた彼。
「Aー！？倒れたって聞いて…！」
「大介くん、大丈夫だから。
保健室で騒がない、騒がない。」
心配したー、と頬をすり寄せてくる。
5歳なのか、子犬なのか…。
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しぅ(プロフ) - yunaさん» コメントありがとうございます。温かいお言葉、大変励みになります。もう少しお話は続いていきますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。 (2021年6月28日 13時) (
レス) id: 2df24aa97a (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 本当に面白すぎて私にとってどタイプすぎました。更新待ってます！ (2021年6月26日 19時) (レス) id: 5b6827b528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぅ
| 作成日時：2021年6月15日 20時
