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side.sk
忘れ物したしょーたくん5歳は涼太が何とか先生に折り合いをつけてくれると言ってたし、大丈夫だよね。
教室に向かうと、阿部ちゃんと照は向かい合わせに座って話しているところだった。
「お待たせー。見回りはどうだった？」
「今日は問題なかったよ。
で、あの青いペンダントについてなんだけど…。」
阿部ちゃんからのお話とはそのことだったみたい。
俺も席に着いて話を聞く体勢を整えたところで阿部ちゃんは再度口を開いた。
「Aちゃんから話を聞いて、俺の中で1つ仮定が立った。
姫が心から愛した人と駆け落ちをしたんじゃないかって。そしてそれが、蛇の呪いを受けた者であり、青いペンダントの持ち主じゃないかなって思ったんだけど。
…だとすると、青いペンダントの持ち主に俺は心当たりがある。」
流石は阿部ちゃん。
めちゃくちゃ筋が通ってる。
この仮説なら、Aが漏らした本の情報を網羅出来てるもんね。
「で、その心当たりって？」
「……。」
阿部ちゃんはそこで黙ってしまった。
言おうか迷って、口籠ってしまってるみたい。
「…つまり、俺も知ってる人なわけだ。」
「う…。やっぱり佐久間には隠し事なんて出来ないよね…。」
「当たり前だよ、何年一緒にいると思ってるのさ。」
別に俺、身内だったとしても彼女のことについて譲る気はないし。遠慮なく言ってほしいんだけど。
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しぅ(プロフ) - yunaさん» コメントありがとうございます。温かいお言葉、大変励みになります。もう少しお話は続いていきますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。 (2021年6月28日 13時) (
レス) id: 2df24aa97a (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 本当に面白すぎて私にとってどタイプすぎました。更新待ってます！ (2021年6月26日 19時) (レス) id: 5b6827b528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぅ
| 作成日時：2021年6月15日 20時
