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緑「よくわかったな笑。大体あってるよ、何処で気づいたんだ?」
『さっき、クリアのコーヒ−が激甘だったってところから。それに、私のもほんのり甘かったからもしかしてと思って。
それに隠したたかった事って言うのは犯人が自分と言う事じゃなくてすべて暗号が解けているってことだったら全部あてはまるなって』
そう言って笑うAに対して、リョクも笑う。
白「まってください、なら、Aさんは元々どっちがどっちを持ってるか分かった上で暗号を作って解かせていたのですか?」
疑問そうに問うクリアに対してAは説明を始めた。
『私は聖職者のカ−ドを持っていた。だから、どっちがどっちを持っているかなんて分からなくても、お互いが疑うべき相手だと仕向けただけよ?その為に、タイプが違う暗号にしたの。
クリアが分かるように一つはパソコンのキ−ボ−ドを使った暗号、もう一つは、読み方さえ分かれば分かるような暗号にね?今冷静にといて見たら分かるんじゃない?』
そういって、先ほどまで使っていた暗号のかかれた紙とペンをクリアに渡した。
白「暗号1の【VYS tn*b-v-*t-s@*】
共通するものがBQ% c;t@wg
は、キーボ−ドに書かれているひらがな使う暗号だから、
【ヒントは紙*コーヒ−*カ−ド】
共通するものが答え それが敵となる。
ここまでは分かったんですよ・・・。問題は次の奴ですよ。
何がなんだかさっぱり。」
そう言って首をかしげる。
書いては消し、書いては消しを繰り返すも、なかなか進まない。
白「共通する何かがヒントだとは思ったんですが、単語に関連性はないし数字の意味も分からないんですよね・・・。」
そういったまま手は止まった。
流石に、可愛そうになったAは、
『ヒントは漢字を全部平仮名に直すのよ。こんな風にね?』
そう言ってクリアから紙とペンを取るとそこに何かを書き、説明し始めた。
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ピエロ(プロフ) - いちごみルく。さん» コメント頂きありがとうございます。そう言っていただけでとても有難く思います。更新頻度は高くないですが気長に読んでいただけると幸いです!暗号はヒントを出すつもりですのでそれを見ながらまた考えてみてくださいね。これからもどうぞよろしくお願いします (2021年7月2日 20時) (レス) id: ad7d4cd562 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみルく。 - 図書館で当たりの本を見つけた時のような、ワクワクしたようなキモチで読めました!暗号全然わからない…応援してます! (2021年6月24日 22時) (レス) id: 16a7a41fba (このIDを非表示/違反報告)
ピエロ(プロフ) - ちなみに、短編にもならない作品をツイッタで書いてる時があります。ただ単に面白みもないアカウントですが興味がありましたらごらんいただけると幸いです! アカウント:@piero_syousetu (2020年12月9日 22時) (レス) id: 05184b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピエロ | 作成日時:2020年7月17日 0時