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あれから数日が経ち仕事にも慣れて、あの日からアンバ−に何回か接触は出来たが、
何かを聞き出すことははできなかった。
その為、何も進展していなかったがやっと進展したのは採用されてから約二週間経った頃だった。
今日の指示をもらうために眼鏡の人の所に行くと、そこに丁度アンバ−がおり、
真剣に話し合っているところだったが、こちらに気付くと指示だけ出しまた話し始めた。
今日の仕事内容は日常業務に加え、倉庫にある医薬品を医務室に届けるだけの簡単な仕事。
優先的そっちを終わらせて欲しいとの事だったので、
箱に入った医薬品を持っクリアと医務室までの道を歩いていた。
このままでは流石にまずいが、リョクからの連絡も無い。
さてどう動くかと考えていると隣から何かを落としたような音が聞こえたため見ると、
何かに躓いたのだろうか箱の中身が全て出ており、こけたクリアの姿があった。
『大丈夫?アスプロウ。怪我は？』
白「怪我は無いです・・・。ごめんなさい、お姉さま。」
そう言った顔は今にも泣きそうな顔をしていた。この状況全てが偶然に見えるだろう。
しかし全てが演技である為分かる人からしたら違和感でしかない。
『怪我が無いのなら良かった。早く拾ってしまいましょ。』
そういって何も気付いていないフリをした。
しばらく2人で拾っていたがなにせ、中身が全て出ていた為時間が掛かる。
流石にやりすぎだと思っていると「大丈夫か？」という言葉が上から聞こえた。
目線をあげるとそこにはアンバ−がおり、何があったかと言いたげな不思議そうな顔をしていた。
『道をふさいでしまい申し訳ありません。
いも・・・。アスプロウがこけてしまい箱の中身が出てしまったため、片付けております。
すぐに片付けますので。』
そう答えると、納得したようで
黄「そういうことか・・・なら手伝う。その方が早く終わるから。
アスプロウも泣かなくていいからな」
そういい、初めて会ったときと同じくクリアの頭をなでた。
その後、アンバ−は荷物を医務室に運ぶところまで手伝った。
『本当にありがとうございます。お礼しなくてはいけません。
何がいいですか?出来る範囲でさせていただきます。』
黄「お礼なんて、別にいいんだけどな。
でもそれでは気が済まないのだろうから、アスプロウ、今夜中庭に来てくれないか？」
あまりにも意外な言葉であったが、２人は分かりましたと答えた。
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ピエロ(プロフ) - いちごみルく。さん» コメント頂きありがとうございます。そう言っていただけでとても有難く思います。更新頻度は高くないですが気長に読んでいただけると幸いです!暗号はヒントを出すつもりですのでそれを見ながらまた考えてみてくださいね。これからもどうぞよろしくお願いします (2021年7月2日 20時) (
レス) id: ad7d4cd562 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみルく。 - 図書館で当たりの本を見つけた時のような、ワクワクしたようなキモチで読めました！暗号全然わからない…応援してます！ (2021年6月24日 22時) (レス) id: 16a7a41fba (このIDを非表示/違反報告)
ピエロ(プロフ) - ちなみに、短編にもならない作品をツイッタで書いてる時があります。ただ単に面白みもないアカウントですが興味がありましたらごらんいただけると幸いです！ アカウント：＠piero_syousetu (2020年12月9日 22時) (レス) id: 05184b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピエロ | 作成日時：2020年7月17日 0時
