[wrwr.d]おはよう、起きて[短編集]

続き ページ2

最近避けられてる…というか邪魔をされている気がする

Aを見つけて声をかける度に

「今かららんらんと農民のところに行くんだ。ごめんね」

「ごめん、今からマンちゃんと用事があって…」

「ゾムと偵察いくんだ……。ごめん」

など……すべてメンバーの誰かとの約束、または邪魔が入る

二人っきりなどになれやしない

gr「もしかして…わざとか？」

俺とAを別れさせようとでもしているのか？？

毎回毎回偶然だとは思えない、わざとだ

そうだ、そうとしか考えられない

一体なんの恨みがあるのだ

まさか……あいつらもAのことが好き…とか？？

ありえない話ではない

俺とAが付き合ってるのは全員知っているはず

だが奪おうとするのは考えられない話ではない

そうだ…そうに決まっているぞ………

誰かにAは渡したりはしない……

取られる前にいっそ……

あいつらを……








.









.









.









コ.ロシテシマエバイイジャナイカ

gr「ふ、ふふふ…。そうと決まれば行動あるのみだな」



その晩、俺はメンバー全員を殺.めた

あぁ、なんだ

さっさとこうすればよかったんじゃないか

邪魔者はいない

俺とAの二人っきり

最高じゃないか！！！

きっと、きっとAも喜んでくれるはずだ！

あぁ、楽しみだ

「グルｯ…ペン？」

gr「Aじゃないか！！どうした？？今は夜だｿﾞ」

「みんなの…叫び声が聞こえたから……」

gr「あんな邪魔者の心配なんてしなくてもいいじゃないか！」

「邪魔…者？何言ってるの？グルッペン」

gr「邪魔者じゃないか！俺とAの仲を壊そうとする邪魔者。大丈夫だ、邪魔者はもういないｿﾞ」

「ねぇ、ほんと何言ってるの？みんなは邪魔者じゃないよ？？それにこの血……誰の？」

gr「……は？？？」

ビクッと肩を震わせるA

gr「お前…まさかあいつらと浮気でもしていたのか…？」

「え…？なにいって…」

gr「浮気してなきゃあんな邪魔者の肩なんかもたないだろう？？そうなんだろ？？そういうことなんだろう？？」

「浮気なんかしてないよ！！！」

gr「本当か？？ならなぜあんな邪魔者の肩を持つ！！俺とAの関係を壊そうとする邪魔者を！！」

「みんなは私たちの仲を応援してた！邪魔者なんかじゃないよ！！」

ﾊﾟﾁﾝ

気づいたら俺はAを叩いていた

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