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白21 ページ29

２つを天秤にかけたなら私は迷わず選ぶのだろう

「..私の記憶を取り戻してください」

「！いいのか？きっとお前が想像してるよりずっと辛いことなんだぞ 少なくても今のような日常はおくれない それでもいいんだな？」

「きゅぅん...」

彼の肩に乗っていたタヌキが心配そうに私にすり寄ってくる

「大丈夫です だってどんなに辛くても皆さんがいてくれるんでしょう？今は分からないけどすごく安心するんです えっとセンラさん？が来てくれた時嬉しかったんですよ でも殺したりは嫌です」

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作品のジャンル：恋愛
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作者名：sia | 作成日時：2019年5月14日 11時

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