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記憶8 ページ9

誰も居ない、自分独りだけの城で目を覚ます。





よく寝た気がするけれど、一体どれ程時間が経ったのだろう。





もう10日程経ったかな?

※まだ30分しか経ってません。









目を覚ましてから私は色々な事をした。うん色々と。





まず、堕姫さんと妓夫太郎さんにちゃんと食べるよう言われたご飯を食べる。

独り飯は寂しい。





次に玉壺さんと半天狗さんにもらった壺と花を眺める。

2人共元気かな?行き倒れてないかな。





そして、猗窩座さんと童磨さんの声まねをして遊ぶ。

いつもは一緒にするのに。猗窩座さんはしてくれないけど。





んで、黒死牟さんと鳴女さんの似顔絵を描く。

2人共、渡したら喜んでくれたな。






最後に無惨様の写真を崇める。

崇めろと渡されたから。









独り暮らしをした最終結論








寂しい









もう耐えきれない。




そう思った私は、暫く発狂した後に




気晴らしに町にでも出掛けようと思った。





…出掛けても、良いよね。大人しくしてろとは言われたけど外に出ちゃいけないなんて誰も言わなかったしね。




よし!そうと決まれば出発だ!




私は素早く身支度を済ませ、外の世界に通じる扉を探した。









・・・









〜4時間後〜





ない!何でだ!?




これだけ歩き回って探したというのに、見つからなかったため、




もう諦めようと思いながら、1つの扉に手をついた。すると




その瞬間景色が反転し私は1回転して地面の上に叩きつけられた。








『痛たぁ〜』





宙には砂ぼこりが舞い私の衣服を汚す。





あれ?




パッと後ろを振り向くと、多分そこにあったであろう無限城が消えていた。





そして辺りを見回し、自分が外に出たのだと察する。




『やったーー!!出られたーー!!』




ピョンピョンと地面の上を跳び回る。




でも、私はある重大な事に気付いてしまった。




そう、無限城が消えてしまったため私は帰り方が分からなくなってしまったのだ。







……………………………でもまぁ、大丈夫だよね?探せば見つかるよね?最悪、道行く人に聞けば1人は知ってるよね。うん!そうだと信じよう。





こう脳に思い込ませた私は、賑やかな音と声のする方へと歩みを進めた。

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夏曇 - 紫桜さん» コメント有り難うございますうぅ!!嬉しいです!鳴女さん褒められましたよっ! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜(プロフ) - おっふ、鳴目ちゃん可愛いっ(吐血)無理せず更新頑張ってくださいっ (2019年9月9日 20時) (レス) id: 969c260f05 (このIDを非表示/違反報告)
夏曇 - 桜さん» はい、頑張ります!!コメント有り難うございます! (2019年9月8日 16時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが楽しみです頑張ってください! (2019年9月8日 15時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
夏曇 - カイムさん» コメント有り難うございます!はい!ご期待に添えるよう頑張ります(o^−^o) (2019年9月8日 13時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏曇 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年9月6日 21時

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