記憶7 ページ8
鬼舞辻「では、A。大分話が反れてしまったが行ってくるな。1月程で戻る」
『はい、1月も皆さんと離れ離れになるのはとてもつらいですが、頑張って耐えますので無惨様もどうかお怪我などされぬよう…お気をつけ下さい』
先程の恥ずかしい勘違いのせいで忘れかけていたが、、
そうだ。無惨様が居らしたという事はもう他の皆さんも行ってしまい
今から孤独な独り暮らしが始まるのだ。
あー、つらい。そう鬱になりかけていると
頬に柔らかい感触がし無惨様に口付けされたのだと気付く。
無惨様の唇って柔らかいな…意外だ。
鬼舞辻「大人しく留守番していろ。帰ったら今の続きをするぞ」
鳴女「………(察し)」
『はい。行ってらっしゃいませ』
ベンッ
琵琶の音共に消える無惨様。
そういや、さっきつい"はい"って言っちゃったけど…
今の続きって何だろう?
もう片方の頬に口付けしてくれるって事かな?
ちゃんと洗っとかないと。
無惨様に言われた事を考えながらグデーっと横になり目を閉じる。
寝て起きたら1ヵ月経ってないかな。
そんな微かな希望を胸に私は眠りに落ちた。
・・・
一方その頃
【無限城を出発し、10分が経過した鬼達】
堕姫「あぁ〜!!Aに会いたい!!ねぇお兄ちゃん!Aちゃんとご飯食べてるかしら?!」
妓夫太郎「どうだろうなぁ、心配だなぁ〜」
玉壺「お土産を沢山買って帰りましょう!ウンンー、Aはどんな物だと喜びますかな?」
半天狗「城に戻るとAは居なくなっているのでは……あぁぁ!、不吉だっ!怖ろしい怖ろしい」
猗窩座「おい、変な事を言うな。そんな事起こる訳ないだろ(確かに嫌な予感はするが…)」
童磨「お土産か〜!玉壺!それは良い案だな!そうだな〜、櫛に簪に着物、Aちゃんなら何でも喜んでくれるだろうけど…迷うなぁ」
黒死牟「……A……元気にしているだろうか……心配だ……」
鬼舞辻「Aに会いたい。一刻も早く会いたい。やはり連れて来るべきだったか。愛しいA、離れるのはつらi「無惨様本音と本来言うべき言葉が逆になっています」(貴様ら、静かにしろ)」
「「「「「「はぁ、Aに会いたい」」」」」」
鳴女「…(無限城を出発してから、まだ10分しか経っていないのに)」
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夏曇 - 紫桜さん» コメント有り難うございますうぅ!!嬉しいです!鳴女さん褒められましたよっ! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜(プロフ) - おっふ、鳴目ちゃん可愛いっ(吐血)無理せず更新頑張ってくださいっ (2019年9月9日 20時) (レス) id: 969c260f05 (このIDを非表示/違反報告)
夏曇 - 桜さん» はい、頑張ります!!コメント有り難うございます! (2019年9月8日 16時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです頑張ってください! (2019年9月8日 15時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
夏曇 - カイムさん» コメント有り難うございます!はい!ご期待に添えるよう頑張ります(o^−^o) (2019年9月8日 13時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
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