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１８１歩 ページ35

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第７学区の病院。

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人気が少ない通路の奥では『治療中』という赤いランプが怪しく光っている。

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その扉の近くの近く似ある長めの椅子にて

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一方通行は寝っ転がっていた。

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あの扉の奥に居るのは先ほどまで戦場に居た能力者だ。

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一方通行は珍しく胸騒ぎを覚えていた。

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中に居る能力者は学園都市に１人しかいない『絶対能力者』だ。

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まだ実験段階でどうなるかも分からない状況なのだ。

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もしかしたら、急に死んでしまうこともあるかもしれないよ。

と、中に入って言ったカエル顔の医者は言っていた。

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暗部組織のグループのメンバーはそれぞれの帰るべき場所に一旦帰った。

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いつ、呼ばれるかもわからない暗部組織の構成員は

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平和な時間が惜しいのだ。

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寝っ転がる一方通行も先ほどまで向こうからかかってきた電話の受け答えをしていた。

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と言っても嬉しいというか騒がしいというか子供っぽいというか…

そういう話ではなく

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研究員と警備員との妙に重苦しい会話だ。

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「ハァ…。」

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とりあえず仕事は終わりだ。

と言うことで一息ついた一方通行。

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その数秒後

ふっ、と『治療中』という明かりが消え中から医者が出てきた。

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一方通行の近くに立つと

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「なんとかなりそうだよ。

　でも、体温が高いね。君は彼女が何を飲んだか知ってるかい？」

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「知らねェよ。俺ァ保護者じゃねェンだからよォ…。」

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「そうかもしれないね。

　でも、君なら聞いたことあるんじゃないかな。」

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「もったいぶらずに言いやがれ。」

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医者は咳払いをした。

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龍(プロフ) - あづささん» おねがいします☆ (2012年10月24日 18時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
 龍(プロフ) - あづささん» ありがとうございます☆ (2012年10月19日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
 龍(プロフ) - あづささん» 様って…。普通に『龍』だけでいいですよ。 (2012年10月18日 23時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
 龍(プロフ) - あづささん» はじめまして、『あづさ』さん。第１から読んでいただいてありがとうございます☆私なんかが師匠と呼ばれたら翌日ハリケーンが元気にやってきて日本が壊滅しちゃいますよｗ (2012年10月18日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
 あづさ - はじめまして！！！！。この作品の第１シリーズからずっと読ませていただいています！。もぅ最高です！。龍様を、師匠と読んでもよいですか？ (2012年10月17日 21時) (レス) id: 41547708a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：リュウ | 作成日時：2012年9月16日 0時

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