１５０歩 ページ4
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「いまいちですわ。」
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私達は休憩の為にファミレスに入った。
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「とにかく、
情報を整理しましょう。」
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「そうですね。」
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「まず、『打撲軍隊』の標的。
…これは強能力者か大能力者の女子生徒、でいい？」
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御坂が話しだす。
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「異議なしです。」
「わたくしもですわ。」
「あたしもです。」
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私？私はどうぞご自由にだ。
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「…と、ここで出てくるのが目的よね。
何で狙うのかしら？」
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御坂が考え込む。
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「他にもあんだろ？
何で女子なのか、とか
何で殴るのか、とか
狙いやすい無能力者じゃなくてレベルの高めの奴らを狙うのか、とか。」
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私は早く家に帰りたい。
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「そ、そう考えるとまだまだ情報不足です…。」
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初春が肩を落とした。
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「でも、犯人にしか分からないこともあるんじゃ…。」
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「佐天、それを言ったら今までの行動意味を全部打ち消すぞ。
女子生徒を狙う理由、犯人にしか分からない。
レベルの高い能力者を狙う、犯人にしか分からない。
…そんな状況の中でも情報を整理して逮捕するのが『風紀委員』の
仕事なんじゃねぇの？
『風紀委員』と同等の仕事をやろうっていうんだぜ？
無理なことをしねぇと何にも始まんねぇよ。」
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そう考えると暗部組織の機密レベルのほうが上…かもしんねぇ。
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「初春、『書庫』ってのは誰にでも検索できんのか？」
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「いえ、
普通の端末からは無理のはずです。
ハッキングとかなら話は別ですけど…。」
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見た目じゃレベルは判断できない。
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なら『書庫』をみる。
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それでターゲットを詮索してるとなる。
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「だめだ。ハッキングの可能性を考えるとどこまでも考えが及んじまう。」
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革ベルト
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龍(プロフ) - あづささん» おねがいします☆ (2012年10月24日 18時) (
レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» ありがとうございます☆ (2012年10月19日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» 様って…。普通に『龍』だけでいいですよ。 (2012年10月18日 23時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» はじめまして、『あづさ』さん。第１から読んでいただいてありがとうございます☆私なんかが師匠と呼ばれたら翌日ハリケーンが元気にやってきて日本が壊滅しちゃいますよｗ (2012年10月18日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
あづさ - はじめまして！！！！。この作品の第１シリーズからずっと読ませていただいています！。もぅ最高です！。龍様を、師匠と読んでもよいですか？ (2012年10月17日 21時) (レス) id: 41547708a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ
| 作成日時：2012年9月16日 0時
