１６５歩 ページ19
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「あ、ヤベ。
禁書目録が腹すかせてんだった。」
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「何それ、誰？」
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「今名前言ったじゃねぇかよ。禁書目録だ、禁書目録。」
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「…そういう能力者なわけ？」
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「いや…。
あいつは科学サイドじゃねぇよ。」
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なーる。
海原と同じってわけか。
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「ってことはかみじょーはそっちのサイドのことも知ってるってわけだよね？」
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「知ってるも何も
俺の右手が…。せ…なんでもねぇや。」
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こ―ゆー時に便利な能力は
『読心系』の能力だ。
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右手のせいで第三次世界大戦勃発か…。
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「その右手、なんつーんだっけ？」
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「これか？
これは『幻想殺し』っていう俺にもいまいち分かんねぇけど
異能な力ならなんでも無効にしちまう。」
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「へぇ、私のと似てるね。」
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私はかみじょーと会話を繰り広げていると
御坂のケータイが鳴りだした。
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御坂が少しその場を離れ電話に出る。
「あ、黒子？」という一言目により相手が白井だと分かる。
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「黒子って…あぁ、あの『風紀委員』か。」
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「かみじょー、仲いいの？」
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「何故かドロップヒップを２回ほど食らったが…。」
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上条が痛い思いをしたことを思い出しているのだろう。
顔が…当時の痛さを物語っている。
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「分かったわ。
すぐに行くから！待ってて！」
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御坂はそう言って電話をポケットにしまう。
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そして、私の手をつかみ「行くわよ！」と焦り気味に言った。
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「チョイ御坂？
今日はクレープを食べに来たのに…なんでクレープ屋から遠ざかるんだい？
なんかあった？」
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そのあと私は上条に「また今度あおうぜー」と引っ張られながら言う。
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御坂は深刻そうに
「佐天さんが…おそわれたらしいのよ。」
と言った。
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龍(プロフ) - あづささん» おねがいします☆ (2012年10月24日 18時) (
レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» ありがとうございます☆ (2012年10月19日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» 様って…。普通に『龍』だけでいいですよ。 (2012年10月18日 23時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» はじめまして、『あづさ』さん。第１から読んでいただいてありがとうございます☆私なんかが師匠と呼ばれたら翌日ハリケーンが元気にやってきて日本が壊滅しちゃいますよｗ (2012年10月18日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
あづさ - はじめまして！！！！。この作品の第１シリーズからずっと読ませていただいています！。もぅ最高です！。龍様を、師匠と読んでもよいですか？ (2012年10月17日 21時) (レス) id: 41547708a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ
| 作成日時：2012年9月16日 0時
