１５９歩 ページ13
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「久しぶりだな、土御門。
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お前に頼みがある。」
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『…訳ありのようだな。』
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「助かるよ。話が通じやすくて。」
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『…で、その訳ってのを聞こうじゃねぇか。』
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「これはどんな手段を使ってでも調べてほしい。
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土御門、今送った顔の野郎がどこと繋がってるか調べてくれ。」
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『その緊迫した空気から受け取る分にゃ、
俺達のミスか？』
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「それを含めて…頼む。」
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『了解。
連絡はこのケータイにでいいかにゃー？』
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「できればメールで。」
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『承りましたっと。』
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「すまんな、私が動けばいいのだが…。」
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『なーに、気にすることないぜよ。』
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すると、土御門は電話越しでも分かるように雰囲気を変えて
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『俺達の食べ残した仕事だ。
どんな手段を使ってでもお前のことは表世界に隠し通す。』
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真剣な口調だった。
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「恩にきるよ。
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ほんと、助かる。」
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私がそういうと土御門は『これは貸しぜよ』といって通話を切った。
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この連中は私の能力を知ってる。
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『書庫』に私のデータは無い。
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私の能力名を知る者はいないはず。
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土御門たちとデータの消去を争っていなければ
私のデータを入手する方法は…滅多にない…はず。
ラッキーアイテム
革ベルト
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龍(プロフ) - あづささん» おねがいします☆ (2012年10月24日 18時) (
レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» ありがとうございます☆ (2012年10月19日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» 様って…。普通に『龍』だけでいいですよ。 (2012年10月18日 23時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» はじめまして、『あづさ』さん。第１から読んでいただいてありがとうございます☆私なんかが師匠と呼ばれたら翌日ハリケーンが元気にやってきて日本が壊滅しちゃいますよｗ (2012年10月18日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
あづさ - はじめまして！！！！。この作品の第１シリーズからずっと読ませていただいています！。もぅ最高です！。龍様を、師匠と読んでもよいですか？ (2012年10月17日 21時) (レス) id: 41547708a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ
| 作成日時：2012年9月16日 0時
