＃076 涙 ページ40
中村(渚カッコいいっ！)
さてと、コレで莉桜は引いてくれた………けど
カルマ「んでぇ。A、好きな人って誰なの？(黒笑)」
『はぁ、で、カルマは欲しいものないの？』
渚 「カルマには直接聞くんだ…………。」
『欲しそうなものがわからん』
カルマ「欲しいものねぇ…………あ！『却下』……………」
カルマ「まだ言ってすらないんだけど！？」
『いや、なんか嫌な予感がしたから。
ちょっとトイレ行ってくるね』
倉橋 「行ってらっしゃい！」
私は教室を出て職員室に向かった。そのまま、殺せんせーの机を指でそっとなぞった。
『殺せんせー……………。また大切な人を失ってしまった。会いたいなぁ………………御兄様。』
私の視界が少しぼやけて、頬に冷たい何かが流れた。右手で優しく触れると、私は始めて、泣いていることに気が付いた。
ガタンッ
『誰！？』
音のした、出入り口のドアに振り向くと、気まずそうにする渚が居た。
渚 「いや、あの、盗み見る気はなかったんだけど………………その、ゴメン」
『いいよ、私も変なところ見せてゴメンね。教室戻ろっか』
涙を引っ込めて、もう一度渚を見ると、不機嫌そうな顔をしていた。
『えっとぉ、渚？』
渚 「A。泣きたいなら泣いていいんだよ。辛いなら、辛いって言っていいんだよ。」
思ったより優しい声に少しビックリして、「大丈夫」っと言って話しを続ける渚。
渚 「話してくれるまで待つから。気が済むまで一緒に居るから。だから泣いていいんだよ。」
『な、なぎ、渚ぁ！うぁぁーぁー！』
私は渚に抱きついた。自分でも驚くぐらいビックリする程涙が出て来た。泣いてる私を優しく撫でてくれる渚。
その時の私は、どうしようもないくらい渚に甘えていたのだった。
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莱歌(プロフ) - 愛梨さん» ありがとうございます！！ (2020年6月30日 20時) (
レス) id: d8fe893aaf (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - 100話達成おめでとうございます！ (2020年6月28日 6時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 100話達成、おめでとう御座います！！ (2020年6月26日 23時) (レス) id: 4a9a909511 (このIDを非表示/違反報告)
木葉 - 続編おめでとう御座います！応援してます！ (2020年6月21日 10時) (レス) id: 4a9a909511 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 続編おめでとうございます！神ィィィィィィィィィィィィィィィ((すみません。応援してる〜！頑張ってください (2020年6月20日 21時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莱歌 | 作成日時：2020年6月20日 15時
