＃033-1 戦闘訓練 ページ12
次の日の朝
途中までカエデと渚と登校して、学校に向かった。教室に入ると皆が自己紹介していた。
女子と渚と磯貝以外は、興味ないから私はヘッドホンを付けた。イヤホンでもいいけど、ヘッドホン派ですねぇ。
腕を枕にうつ伏せながらボカロ曲を聴いていた。
スマホで音楽を聴いてるから、律の声が直接聞こえた。
律 「Aさん、見られてますよ。」
『ほえ？』
変な声が出た。クラス皆の視線(爆豪を除いて)が私にあつまる。
あれだね。自己紹介しろ的な目線だね。面倒だから寝よ。
もう一度うつ伏せたら、ヘッドホンがはずれた。というかはずされた。
金髪頭「お前、この注目の中でよく寝れるよな。」
どっかで見たことあるような？
『誰？てか、勝手にヘッドホンとんないでよ。』
そう言ってヘッドホンを奪い取る。中2の頃、渚とカルマから貰った誕生日プレゼント。
結構高いらしい。
ヘッドホンのコードをスマホからはずして、カバンにしまう。
『で？要件は？金髪頭くん。』
上鳴 「俺は上鳴電気だ！」
『…………………へぇ。よろしく。(棒)』
思い出した。昨日の前原と一緒に居た人！つまりこいつも、女たらしクソ野郎なわけか。
ふとまわりを見ると、梅雨ちゃんの隣の席の赤髪少年が教科書を見ながら頭を抱えていた。予習してんだろう。偉いなぁ。
『どうしたの？』
赤髪君「え！？あ、いや、この問題分かんなくて…………。」
彼がやってるのは数学だった。
『ここは、この公式に当てはめるんだよ。』
切島 「そっか。ありがとな。俺は切島鋭児郎。」
『ううん。私は森ノ宮A。よろしくね、切島！ﾆｺｯ(営業スマイル)』
上鳴 「何！その態度の差！！」
前原と仲がいい奴って絶対面倒だ。
梅雨 「Aちゃんは、オッドアイなのね。キレイだわ。」
『えっ！あっありがとう！
これはお母様とお父様が、私を産んでくれた証だから、褒められると、とっても嬉しいよ！』
そんなこんなで午前の授業は終わった。
ビックリするほど普通の授業で、でも意外と簡単だった。
午後はヒーロー基礎学。基礎学ってなんの略なんだろ。基礎学習？
お茶子「うわぁ、Aちゃんの
『ありがと。お茶子はとっても可愛いよ！』
私のコスチューム、”超体育着“は、国からのプレゼントだもん。
イリーナ案にならなかったことは今でも感謝してる…………。
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木葉 - 面白い！頑張ってください！応援してます！ (2020年6月16日 21時) (
レス) id: 4a9a909511 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 最高!!!!!!応援してる。更新待ってます (2020年6月15日 21時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 続きが気になるぅ！！頑張ってください！ (2020年6月14日 15時) (レス) id: 4a9a909511 (このIDを非表示/違反報告)
莱歌(プロフ) - みっちゃんさん、紅葉さん、ありがとうございます！ (2020年6月14日 12時) (レス) id: d8fe893aaf (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - とっても面白い！最高です！ (2020年6月14日 11時) (レス) id: 8f531be5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莱歌 | 作成日時：2020年6月11日 18時
