個性“触手”の元暗殺者＃殺せんせー暗殺の時間＃壱 (ページ8)

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＃008　質問タイムページ8

《潮田渚》

『えっと、気を取り直して。
じゃあ、myエンジェル渚！』

渚「僕、男だからね？
　えっと………Aってさ、あの森ノ宮財閥の娘さんか何かなの？」

『うん、森ノ宮財閥の森ノ宮聡吾(もりのみやそうご)お祖父様の妻である森ノ宮紅音(もりのみやあかね)お祖母様が後を継いでいるよ!』

『ちなみに、私が1人暮らしなのも、そこに関係してるよ！』

　陽斗「………………その人がお前を捨てたのか？」

この一言で空気が重くなった。前原も、わかってて言ったんだろう。けど。

『いや、全く？その逆だよ』

私の陽気な返事に驚いたのか、皆が目を丸くした。

カルマ「逆って？」

　『逆は逆。お祖母様が私を可愛いがり過ぎて仕事しないから、小3の時1人暮らし始めたの。』

『メイドを付き添わせようとしたけどお祖母様の仕事が思ったより多いから、使用人総出でやったらしいよ。』

《前原陽斗》

　『じゃあ次はクソたらしやろう前原。』

陽斗「ひでーなー!」(←本日2度目)

陽斗「えっと、その服どうしたの？？」

　『これ？それは…………………』

―――――朝の事を説明中―――――――――――

　『ってことだよ。』

　渚「そのメイドさん、すごいね、いろんな意味で。」

カエデ「でも、その人が居なかったらAのこんな可愛い姿見れなかったんだよね？感謝！！」

カルマ「てか、スカートそれしかないの？じゃあAの服これから買いに行かね？」

　はぁ？何言って、

陽斗＆カエデ「「さんせー！！」」

お前ら仲いいな。

　悠馬「いいんじゃない？」

　渚「僕もいいと思うよ」

はぁ？！

カルマ「じゃあ行こっか〜★」

　『私の意見は！？』