個性“触手”の元暗殺者＃殺せんせー暗殺の時間＃壱 (ページ20)

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＃014-2 ページ20

『ふぅ、律、今何ポイントくらいかわかる？』

　律「大体60ポイントは、越えて居ます。」

うーん。もうちょい欲しいな。

　『律、奥の方に居るか確認お願い。』

　律「了解しました。」

　その言葉と同時に、私は猛ダッシュ！勘で行く。と。ほら居た。

　『ほっっ！！と……』

　律「Aさん。このまま10メートル先を右！20体以上居ます！」

　『ラジャー！』

あらかた片付いた。他に余ってるのいるかなぁ。

　律「Aさん0ポイントの巨大仮想敵(ヴィラン)来ます！」

　『Waon！マジすか。うーん。こういうの壊したくなっちゃうんだよねぇ。よしっ。行きますか！』

　私が、0ポイント仮想敵(ヴィラン)を壊しに来たら、何ということでしょう！可愛い、可愛い女の子が、倒れているじゃありませんか！？

　フリーランニングで敵(ヴィラン)の後ろにまわり込み、イトナの発明品の、今度は黄色い球体を足と地面のギリギリに投げつけた。

　すると敵(ヴィラン)は、足と地面がくっついて、離れませーん！

　『流石、杉野！素人の私も、投げ方一つで命中率がグッと上がった！』

　次に、敵(ヴィラン)の頭？を、思いっ切り蹴りとばす。はい！一撃で行動不能！
ひなたちゃんに回し蹴りのやり方教わっておいて、良かったよ。でも、前原はいつもコレくらってんだ。どんだけＭなの。(←違います)

　そして、私は女の子を抱き上げて安全な場所に。よかった。私の方が小さいから、抱き上げれなかったらどうしようかと思ったよ。

　『大丈夫でした？怪我とかしてないですか？』

　「あ、は、はい。大丈夫です。ありがとうございます。」

　『いえいえ、感謝されることじゃありませんので。』

　「あの、お名前聞いてもいいですか？」

　『え？あぁ、森ノ宮Aだよ！』

耳郎「ウチは、耳郎響香。」

　『お互い、受かってるといいね！それじゃ。』

そっから、また3、4体倒して終了。

　律「Aさん。お疲れ様でした。」

　『うん、疲れた。眠い。』

　律「お疲れ様でした。
Aさん、渚さんから連絡です。“合格できた”との事です。」

　『おー！よかったじゃん。』

　『私も受かってるといいなぁ。』

　律「きっと大丈夫です！」

うん。そうだよね。