無自覚に周囲を振り回す魔法使いと振り回されまくる零お兄さん ver.６【名探偵コナン/降谷零 安室透】

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降「ライ
いい子で座っていられるね？」
「うん！」
梓「安室さん！
ライちゃんのお昼ご飯は？」
降「来る前に食べさせてきました」
梓「じゃあデザートね！
お姉さんがライちゃんに特製プリン奢ってあげちゃう！」
「ぷりん？」
降「ありがとうございます梓さん」
梓「いえいえ！」



カランッ



梓「！いらっしゃいませー！」
小「昼飯食いに来たぞー」
蘭「こんにちはー！」

するとお昼を食べにコナン 蘭 小五郎が入ってきた



降「(あ やばっ)」

入ったきたコナンに降谷は若干顔を引きつらせた

これ絶対詮索される



小「あー腹減っ…たぁ！？」
蘭「？お父さんどうし…」
コ「っ！？」

いきなり驚きの声を出した小五郎

それに顔を向け蘭が動きを止めた

そして目を見開いているコナン

三人共カウンターに座っているAを凝視している



「？」

凝視してくる三人に首を傾げるA



「とーるくん
だーれ？」
梓「可愛い！！
ライちゃん安室さんの事“とーるくん”って呼んでるんだぁ！！」
降「…えっとライ
この人達は…」
蘭「ま…まさか…！」

すると蘭が声を出した



蘭「Aちゃんと安室さんのお子さん！？」
コ「えぇっ！？」
小「やっぱりそうなのか！？」
降「だから違います！！」

同じ誤解に梓が吹き出して笑っていた




.





蘭「可愛い！小さい！
Aちゃんそっくり！」
小「まさかAちゃんと似たのが他にもいるとはなぁ…
Aちゃんの家系って実はとんでもねぇ家系なんじゃねぇか？」
降「はは…(まぁ実際本気でとんでもないんだが)」


あの後梓にした説明と同じ説明をもう一度コナン達にした

そしてAに興味津々な蘭にAをカウンターからテーブル席の方に移動させ

今は蘭の膝の上に座っている



蘭「ライちゃん美味しい？」
「おいしー！」
蘭梓『可愛い…！！』
小「いや本当に可愛いな…」

Aにプリンを食べさせている蘭

美味しそうにプリンを頬張っているAに三人して顔が緩んでいる




その一方で




降「…」
コ「…」

さっきからコナンからの視線が痛い

めちゃくちゃ痛い

運ばれてきたランチセットを凄い勢いで平らげながらコナンが降谷を凝視している

“どういうことだすぐ食い終わらせるから説明しろ”と目が言っている



コ「！」

コナンが凄まじいスピードでランチセットを食べ終えた頃

降谷がちょいちょいとコナンに向かって手招きをした

すぐにコナンは椅子から下り降谷に駆け寄る

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