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降谷の中で
“殺したい程憎んでる男(殺)＜＜＜＜＜＜死ぬ程大切な女の子(愛)”
という感情の数式が成り立った
殺意より愛情の方が圧倒的に勝利した
その瞬間“ライ”という呼び名に一切の嫌悪感を感じなくなった
「！」
すぐに降谷はAを抱き締める
降「違う嫌いじゃないライの事は大好きだ！！」
「！！らいもれーくん だいすき！」
降「…くっそ本当に可愛いな…！！」
もうベタ惚れである
.
降「ライ」
「？」
着替えを済ませ
夕飯は外で取ってきたしAも入浴まで済ませていたようなので引き続きAを観察する降谷
ソファの上にちょこんと座っているAにAが気に入っていたぬいぐるみを渡してみる
「！」
するとAがぬいぐるみを見てぱあっと笑顔を浮かべぬいぐるみにぎゅうっと抱きついた
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
その瞬間降谷が携帯を取り出し連写した
何の音かとAがきょとんと見てくる
降「…よし 可愛く撮れた
(後でパソコンの保護フォルダに保存しよう)」
ほくほくした気分になりながら携帯をテーブルに置きぬいぐるみを抱っこしているAを膝に乗せる
にしてもまさか実物で見れるとは思わなかったAの幼少期
間近で見るとめちゃくちゃ可愛い
ぬいぐるみをなでなでしてる死ぬ程可愛い
降「(Aが子供を産んだらこういうのが産まれるのかな…)」
幼いAを眺めながら降谷は考える
恐らく同じようなのが産まれてくるだろう
性格もAの子なら間違いなくいいはずだ
降「(いや待てよ…僕に似たら大分疑り深い性格に…)」
そこまで考えて
停止した
降「(何考えてんだ僕…！！
僕との子供前提か…！！)」
いやAを他の男に渡すつもりなんか一切無いけれども…！！
“ぐああああぁぁぁぁぁ…！！”っと顔を両手で抑え葛藤している降谷
Aはそんな降谷を不思議そうな顔で見ていた
そうしているうちに
Aがうとうとし始めた
Aをベッドに寝かせ布団をかける(もちろん寝顔写真は撮った)
降「(確かAは魔法を失敗した場合“ぴったり丸一日で戻る”と言っていたな…
失敗ではない場合寝れば戻るはずだが…(※番外編“犬耳と尻尾”参照))」
もし明日Aが戻っていない場合多少の問題がある
降「(まぁ…それは明日考えるか…)」
すやすやと可愛らしい寝顔で眠っているAに
降谷は頬を緩ませた
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みひろん(プロフ) - 拝見させて頂きました☆とても良い内容で楽しくて楽しくて♪更新が気になりす (2021年5月3日 22時) (
レス) id: 3625b37890 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 続き楽しみにしてます！ストーリーも設定も何もかもが好きです。頑張ってください (2021年4月24日 11時) (レス) id: f21a562c74 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうび - コレ見てるのが唯一の癒しです…！！！ほんと好き…作者様愛してる… (2021年4月22日 11時) (レス) id: 1863eb5089 (このIDを非表示/違反報告)
いよ - 続きが気になります！とっても面白くて読みやすいので！これからも頑張ってください！ (2021年4月18日 12時) (レス) id: 4f68d69473 (このIDを非表示/違反報告)
ポラン - この作品凄く好きなのでよく拝見させていただいております！！劇場版バージョンとかも見てみたいです！！これからも頑張ってください！！！ (2021年2月17日 23時) (レス) id: 60ead42250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクヤ | 作成日時：2020年1月1日 13時
