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蘭さん 園子さん コナン君もホテルにいるようでそれなら現場で鉢合わせる事は無いだろうと考える

ホテルを抜け出して来るんじゃないかと思っていたAは既に寝ているようで枕元で鳴っていた携帯に蘭さんが出てくれたそうだ

それを聞いて一応は安心していた



そして待機し22時を過ぎ少し経った頃

突如美術館内から警報音が鳴り響いた

それに一斉に突入し怪しげな機械やらを扱っている関係者達を現行犯で逮捕する事が出来

事なきを得た



その次の日


帰ってきたAには気になったからと危険な所に入るな危険な事はするなと厳しく言っておいた

…謝ってはきたが今後同じ事をしないかは定かではない(いや絶対する)

とはいえ実験で生身の人間を使う程の犯罪者集団を捕まえる事が出来たのは確かなのでその点ではお礼を言っておいた







降「…」

あの時少し気になる事があった

逮捕した奴らが“怪盗キッドを捕まえるため”だとか“怪盗キッドが目の前から消えた”などとの発言だ

怪盗キッドは予告状通り来ていたようで何らかの方法で脱出したのだろうと思っていた


しかしAは言った


怪盗キッドを友達だと



降「…なぁA」
「んー?」
降「…魔法で自分の分身とか作れたりするのか?」
「作れるよ
ただ自由に動かすには常に自分で操作しないといけないから微妙だけど」

要するに形だけならベッドに身代わりを置く事くらい可能だという事だ


…この子もしかして怪盗キッドの逃走手助けしてたんじゃないか?

友達ならあり得ない事じゃない

しかも魔法使って?

…まさか怪盗キッドに自分が魔法使いだとバラしたりしてないよな



降「…言っておくが犯罪者の手助けをする事は犯罪だぞ」
「“犯罪者”を助けた覚えは無いけどなぁ
けど魔法って証拠残らないから便利だよね」
降「何言ってんだ」

そろそろ盗聴器を仕掛けるべきかと本気で悩んだ

悩んだ末今回は(強調)踏みとどまった







おまけ


人のいない場所に降りたAと快斗

その後の会話



「あ そうだ快斗君」
快「?」
「この前連絡先交換したでしょう?」
快「あぁ したな」
「私に連絡する時ね
快斗君が怪盗キッドだとか私が魔法使いだとかっていう内容は送ってこないでおくれ」
快「え?誰かに見られたりすんのか?」
「うん 私と一緒に住んでるお兄さん時々私の携帯いじってるから」
快「いやそれもっと早く言え!?」


幸いにもそれ関連の連絡はしていなかった

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みひろん(プロフ) - 拝見させて頂きました☆とても良い内容で楽しくて楽しくて♪更新が気になりす (2021年5月3日 22時) (レス) id: 3625b37890 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 続き楽しみにしてます!ストーリーも設定も何もかもが好きです。頑張ってください (2021年4月24日 11時) (レス) id: f21a562c74 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうび - コレ見てるのが唯一の癒しです…!!!ほんと好き…作者様愛してる… (2021年4月22日 11時) (レス) id: 1863eb5089 (このIDを非表示/違反報告)
いよ - 続きが気になります!とっても面白くて読みやすいので!これからも頑張ってください! (2021年4月18日 12時) (レス) id: 4f68d69473 (このIDを非表示/違反報告)
ポラン - この作品凄く好きなのでよく拝見させていただいております!!劇場版バージョンとかも見てみたいです!!これからも頑張ってください!!! (2021年2月17日 23時) (レス) id: 60ead42250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクヤ | 作成日時:2020年1月1日 13時

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