検索窓
今日:20 hit、昨日:52 hit、合計:378,013 hit

264 ページ33

264






快「と言うか…あれ一体どういう状況だったんだ…?
すげぇ勢いで警察来てたけど…」

俺の出した予告状は悪戯だったとされ警察も解散していたはず

俺が来るのを予想して待機してた…にしては様子が違っていた気がする

そもそも集まってきていたのは覆面パトカーばかりだったような…



「あの支配人のおじさんちょっと危ない人だったんだ」
快「いやちょっとどころかとんでもねぇクレイジー野郎だったんだけど」

…もしかしてあの支配人もともと別件で警察に目をつけられてたのか?

…絶対法律に引っかかるもんあったよなあれ

しかも俺殺されかけたし事実上殺人未遂だぞあれ




快「…ところで
あの Aさん?」
「何だい?」

色々気になる事はあるが

それよりも気になっている事がある



快「…俺今めっちゃ後ろからAにくっついちまってんだけど」

状況が状況だけにしがみついてしまっているのがかなりカッコ悪いが完全にAにバックハグをしてしまっている

何でAは何も言わねぇんだ

下手したらぶん殴られてるだろこれ



「あ うん
いきなり浮かせたりしてびっくりさせちゃったもんね」
快「…いや確かにびっくりしてしがみついちまったけど今はそういうんじゃなくてだな…」
「落としたりしないから離しても大丈夫だよ」
快「気持ち的に大丈夫じゃないんでこのままでいさせていただきます」

しかしどうやらAはあまり気にしてなかったらしい

せっかくなので(もったいないので)離れないでおく

…つうかこの子友達とはいえ男に後ろからハグされてて何でこんな平然としてんだろう(男と思われてないのか俺)



快「…そういや平気なのか?
今の時間ここにいて
時間的にホテルいねぇと駄目なんじゃねぇか?」
「平気さ
早いうちに寝た事にしてベッドの中に魔法で作った分身置いてきたから」
快「…何でもありだな魔法使い
…つうかAすげぇ魔法使いっぽい物持ってんな」

大きな青い石の付いた長い杖を手にしている

めちゃくちゃ魔法使いっぽい



「目立つから普段は持ち歩けないんだけどね
…と言うか目立つと言えばキッド君」
快「ん?」
「…その格好もそうだけどわざわざ予告状出すのもやめた方がいいんじゃないかい?
目立ち過ぎるし探し物するには適してないと思うんだ」
快「…それは…ごもっともですがこっちにも色々事情がありまして…」
「…まぁそうなんだろうけどさ…」

何やら微妙そうな表情をしているA

265→←263



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (527 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2442人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みひろん(プロフ) - 拝見させて頂きました☆とても良い内容で楽しくて楽しくて♪更新が気になりす (2021年5月3日 22時) (レス) id: 3625b37890 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 続き楽しみにしてます!ストーリーも設定も何もかもが好きです。頑張ってください (2021年4月24日 11時) (レス) id: f21a562c74 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうび - コレ見てるのが唯一の癒しです…!!!ほんと好き…作者様愛してる… (2021年4月22日 11時) (レス) id: 1863eb5089 (このIDを非表示/違反報告)
いよ - 続きが気になります!とっても面白くて読みやすいので!これからも頑張ってください! (2021年4月18日 12時) (レス) id: 4f68d69473 (このIDを非表示/違反報告)
ポラン - この作品凄く好きなのでよく拝見させていただいております!!劇場版バージョンとかも見てみたいです!!これからも頑張ってください!!! (2021年2月17日 23時) (レス) id: 60ead42250 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サクヤ | 作成日時:2020年1月1日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。